2024.2.26週 FX為替相場の展望と考察。米国経済強く市場の利下げ期待後退。レンジで推移するドル円の今後は?

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今回は「2024.2.26週 FX為替相場の展望と考察」について書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

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”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

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市場レポート

どこをみても株、株、株。株の話で持ちきりです(笑)。

日本では日経平均株価が史上最高値を更新したかと騒げば、米国ではS&P500やナスダック100も史上最高値の更新を記録しています。ただそれらはAI関連株の急騰で支えられているといっても過言ではないのではないでしょうか。注目のエヌビディアの決算が公表され、米国市場での1日の米国市場で過去最高の時価総額上昇の記録を塗り替え、先日塗り替えられた記録をさらにまた塗り替え市場に衝撃を走らせました。

現在は株高金利高で市場の動きとしては金利動向無視の状況下ですが、実は年初以来の高値を付け金利も4.35%へ。ブログ内でも注目しているレンジ上限へ来ているわけです。株高金利高の状況です。

金利に関しては思っていたレンジ上限付近へきて、個人的にはここより上はかなりキツイのではないかという見立ててです。実質金利が上昇している状況での金利高と言えるので、このまま上昇し続けるかと言われるとどうかなという所です。

今までの行き過ぎた利下げ織り込みを持っていた市場の熱が冷め、市場とFEDとの利下げへの期待の乖離がなくなっています。これ以上金利が上昇するのであれば、経済指標でのさらなる強いデータが必要となるでしょう。今後のFOMCによるFEDのスタンスがどちらに寄るのか、ドットチャートの変化には敏感になる必要があると思います。

インフレは上下を繰り返しながら鈍化傾向に進んでいる、進んでいくと思います。金融引き締めの中で大きく上昇するとはあまり思えない。先ほども触れましたが株高要因がAI関連、IT関連だということにも注意が必要かと思います。

先程も触れましたが、ここから利上げは現状ではあまり考えられないことから、より実質金利の動向に注意したい。期待インフレと去年注目されたタームプレミアムも特に上昇がないだろうという見立てから、金利上昇にはタカになる必要があり、それには材料が必要になってきます。もしタカに偏るのであればその材料がどれになるのか、どれぐらいの余地があるのかはしっかり見極めておくことが必要かと思います。

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米国「インフレ鈍化」は変わらない

市場は経済指標に敏感に反応するため、現在の状況をしっかり見極めたい。為替相場の中にいると、経済指標ごとに振り回されそうになりますが、しっかりと足元のデータをもとにどちらに風が吹いているのかを確認することが大切かと思います。

市場は去年の行き過ぎた織り込みを冷やしてきています。あまりにも一気に下げた金利も記憶に新しいですが、あの急落もそれ以前の金利上昇からのサプライズで急落しました。

FF金利が据え置きになっていたにも関わらず強い経済指標をみて市場は大きくタカに偏り、一時期米金利は5%を超える程となっていました。そこからFEDの現状の金利高によるFF金利の打ち止めとも取れる内容が出て一気に市場の目は「利下げ」へ向かったことが原因でした。

そしてまたその急落をカバーする動きが年初から出たことで金利は反発。徐々に上昇し、現在年初以来高値を付けた形です。ただ経済指標ごとの上下こそあれど、米経済をみればソフトランディングに向かっていることは明らか。インフレは緩やかに鈍化し、労働市場は緩やかに減速。米経済の中で特に注目されている個人消費も緩やかに減速しています。そしてその中で底堅く米国経済は成長を継続していくだろう、という動きは揺るがない。

現在株高市場の原因はAI関連事業からなるもので、それらが大きく起因しています。AI関連事業はバブルとも言える大きな伸びでその先頭に立って市場をけん引しているのが先に触れたエヌビディアなわけです。まだまだ今後も成長していきそうな分野が株高をけん引しており、それがどうなるのかはまだ誰もわからない所です。

ただそれが逆にサプライズとなっており、金利高株高を引き起こしているわけです。普通じゃない箇所はしっかりと把握しておきたい。そう、この盛り上がっている状況に足元をすくわれないようにしっかりと現状は把握しておきたいわけです。

先ほど書いた通り、現状インフレは鈍化しており、市場は利下げへ動いているということはしっかりと頭に入れておきたい。今年は大統領選挙があるのでその直前での利下げは無いとみているエコノミストは多く、おそらく夏前に最初の利下げになるだろうというのがコンセンサスになりそう。それまでに経済指標がどういう推移をしているかは注意して見ておきたいですね。

今週はドルが売られていましたがそれは特に何もなかったことによるカバーもあったのではないでしょうか。先週までは買われていましたからね。材料がない中での売りであったことからそうだと思います。このように今後もおそらく大きな材料(サプライズ)がなければ市場はウロウロするだけの動きになるかと思います。金利も高い位置にある状況で、ここから上がるには大きな材料はやはり必要かと思います。そういうわけで市場はここから緩やかに金利の上値が重い状況、つまり緩やかにドル売りに傾いて行くのではないかという目線でいます。

現状AIバブルが起きていますが、これに関しては「これから」のような気がします。もちろん上昇強く大きな振れ幅で上げていますが、この関連事業に関するマイナス要素が少ないのが気になります。下げても押し目となりまだまだこれから資金はこれらに流れそう。世界の生産性、生産力はこの先このAI事業が大きく関係していくのは間違いないのではないでしょうか。

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FOMC議事録

2/21、今年1月末に開催されたFOMCの議事録が公開されました。

内容に特段大きな変更はありませんでしたが、インフレ再燃へのリスクに警戒するメンバーが現在の高金利状態が長く続くことによるデフレへのリスクに警戒するメンバーより多かったことで利下げ期待への織り込みは後退しています。

多くのメンバーが利下げ前にインフレが2%以内に戻る更なる進展がみたいと指摘していることからFRBメンバーも現在は金利を下げる証拠集めをしていることが伺い知れます。FF金利自体はもう上がらないという声にも捉えられ利下げ期待が後退したとも取れるかと思います。

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欧州市場

欧州の総合PMIは48.9で、前月の47.9から改善していますが、依然として拡大と縮小の境界線である50を下回っています。欧州ではユーロ圏の経済の底打ちからの回復の兆しとしてみていますが、ただそれも今の金利状況では大きくは望めないとしています。ユーロも指標結果がプラスに働いていても経済状況が鈍化傾向にあることで中々買われていません。

欧州のCPIは年率2.8%で、デフレへと進んでいることを示しており、今後の金利の利下げへの圧力となっていることから、早期利下げを市場は織り込んでいます。ECBメンバーの発言をみると、「夏ごろ」というのがコンセンサスになっていますが実際はいつから利下げに入るのかに注目しています。市場の完全織り込みは6月。

先週も書きましたが、いつまでも買われない欧州通貨については、先に触れたFRBの利下げ観測の後退と、ECBの利下げへの慎重な姿勢が現在ユーロの底堅さを表しているものと思います。依然高いもののインフレ鈍化は認めています。ただ極端なスタグフレーションになることを避けたいことから利下げへはかなり慎重な構えを示しているように思います。

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日本市場

日銀はインフレ率の上昇傾向を認めつつ、適切な金融政策を実施すると述べています。ただ懸念材料は賃金が上がらない状況下でのインフレ、物価高ではないかということです。その中で植田総裁が現状を「デフレではなくインフレ」と言及したことには驚きました。

日本の製造業PMIは47.2と基準値の50を下回っており、製造業の弱さを示しています。生産性が上がらない状況はまだまだ経済が上向くのは時間が掛かりそう。まだまだ緩和政策は続けていくように見えますし、円安の流れは変わらないように思います。

前回の内田副総裁の発言や植田総裁の発言が同じ内容のものだったように、日銀のスタンスは変わっていない。例えマイナス金利を撤廃することになっても現状金融緩和の継続であるということから円安の流れは変わらないように思います。円高要因になり得るのは他国の利下げのタイミングしかないのではと思っています。

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来週の動向

注目される指標の中に米PCE個人消費支出やISM製造業景況指数 があります。前回の内容を踏まえて幾分か強い数字が予想されていますが、どういう数値が出るでしょうか。ここでまた強い数字が発表されるならインフレ再燃へ市場の思惑が流れる可能性があるので注意しておきたい。

為替動向(ドル円)

注目のドル円ですが、今週はドル売り円売りでヨコヨコの展開でした。

指標結果に左右される金利動向で一喜一憂しているドルの動きですが、円も緩和政策の流れで円安ベースのため米金利との金利差で動くことが多い状況です。

先週はそのドルと円がほとんど同じ動き(ドル安円安)であったためヨコヨコの展開だったと考えられます。それを証拠にドル円のボラティリティはいつもに比べてかなり低い週となりました。

対円の通貨ペアでトレードする作戦は継続ですが、迷うドル(現在のドルは利下げがまだ行われないため)の動向が定まらないためドル円は中々トレードがしにくい状況です。ただそれでも落ちたら拾えベースのトレード目線はまだ変わらないように思います。

先ほど触れた通り、金利差で為替が動いている状況のため、ドル円の動向は米金利としっかり連動しています。上記のファンダメンタルズ要因でみてもドル円は現在上値が重い展開ではあるもののまだ目線は上であることから押し目を拾っていきたい作戦です。金利動向に注意しつつトレードをしていきたい。

ドル円は抵抗ラインを引いてみると、しっかりレンジを作って上昇しています。一度切り上げると足場を作って戻ってこない所が強さを表していると思います。特に押しがない、下げない所が強さを顕著に表しているように思います。

来週もこのレンジの中、148.8~151.9のラインの中で推移するとみていますが、月末に向けてどのような動きになっていくかに注意を払っていきたい。

来週の各ペアサイクル考察

サイクル考察はこちら OG@ドル円は友達|note に書いています。よかったらどうぞ。

また次回もよろしくお願いします(*’ω’*)

では!(‘ω’)ノ

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