2023.7.31週. FXファンダメンタルズとテクニカルでみる振り返りと重要指標を通過後の来週の展望レポート

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FX毎週相場展望
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はい、どもOGです(‘ω’)ノ

今回は「2023.7.31週.FXファンダメンタルズとテクニカルでみる来週展望」を書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

このブログではFX初心者の方にもわかりやすく環境認識を書いています。

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今週の振り返りと来週展望

通貨強弱、ファンダメンタルズ、サイクル理論でみた今週の振り返りと来週(これから)の展望をまとめていきたいと思います。

これまでの流れからこれからをシナリオだてていくという癖を付けて流れに乗っていくためです。その場その場の切り取りも良いと思いますが、流れに乗って行きながら切り取る方が優位性があるのではないかと思っています。

通貨強弱

サイトはFX-Laboさんの→ Fx-labo

通貨強弱は中でも最も重要なコンテンツで、FX(為替)をトレードする際には強いものと弱いものを探して取引する(トレードする)ことがとても重要で、為替トレードの根本となります。それが分かっているだけで優位性が変わってくるので、そちらを意識しながらレポートを書いていきたいと思います。

ただこちらのブログでは主に「ドル」目線で書くことが多いです。「ドル」に対して他の通貨がどうか。「ドル」がどのような動きをしているのか。そういう観点から見てもらえると見やすいのではないかと思います。

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FXファンダメンタルズのまとめと来週の展望

ビッグイベントのFOMC、ECB政策金利発表、YCC修正が過ぎ去った今週でしたね。投資家たちが注目していたイベントだったために為替も大きく動きました。ただ動いたといっても上下しているだけとも言えますが・・・(笑)。

方向感見えづらく、そしてボラティリティが大きい。参加者からするとかなりハードな週になったかと思います。普段70pipsぐらいしか動かないユーロドルが200pipsとか超えた動きをしてましたからね。びっくりしました(笑)。ドル円も下がったと思ったら上がって上がったと思ったら下がってと忙しかったですしね(笑)。

ビッグイベントを通過し、他の指標も踏まえてファンダメンタルズをまとめていきたいと思います。

通貨間で言えば今週は先週の買いで終わった欧州通貨の売りから始まりました。ドルはFOMCを前にそこまで買われていた印象はなかったですが、対米ドルは下降していましたね。

米ドルの状況から話していくと、FOMCは織り込み済みの通り、0.25%の利上げを決定しました。ただパウエルFRB議長の答弁がハトに捉えられドルが売られる結果に。細かく言うと今回で利上げ打ち止め宣言は無く、答弁はそこまでハト派ではなかったものの、タカ派的なコメントがあったかと言われればその色も薄く、総じてみるとハト派的だったな、という受け止め方になりドル安の展開になったと思います。ただ、リセッションを想定していないという言葉は印象的に捉えられたものと思います。

FOMCが始まり、金利が上がっても全く為替は動きませんでした。個人的には動きはかなり予想通り動きましたが、さすがに金利の利上げ発表の際はもう少し買われていくものと思いましたね。そこから一気に売りが入るようなイメージでいましたし。

米経済は底堅く強いのは間違いない。そしてリセッションもないなら、ソフトランディング一択。週末のPCEデフレーターの数値が悪化していることをみると、これだけ強い米経済の中でもしっかりディスインフレは進んでいることが伺い知れます。

9月のFOMCでの利上げは明言しませんでしたが、着地点は近いような気もします。9月の利上げに関してはデータ次第ということで、CPIと雇用が各2回ずつあるのでそれ次第か。9月がどうなるかわかりませんが、9月がもし据え置きでも11月にもう一度考える、というスタンスになるだろうなとそう思います。どちらにしても金利差で買われる以外は大きな流れはドル安へ。その流れは着々と強くなるのではないかと思っています。

米2年金利ですが、レンジを刻んでいます。短期金利はあまり動いていないということになりますね。為替はボラティリティが大きくなっていますが金利に動きがないことがわかります。確かに先週の終わりの金利とほぼ変わりませんからね。以前から話している、頭打ちが近いのかどうか。

米10年金利ですが、2年金利と違い上昇しています。先週の終わりと比べると0.1%高い水準にいます。先週はその逆だったことから少し時間差があるのか、それとも底堅い動きになってくるのか。今の所動きはチャネル内でおさまっています。2年金利の上値が重くなるのなら、10年金利もそれを追う形にはなると思ってみているので注目しています。現在値は4%付近。高い位置にはいますので注意しておきたい。

金利について僕の目線は変わらず、ここから金利が高値を超えてくるようには見ていません。ただどこまで追うのかという問題はあるかと思ています。FOMCでも弱気な姿勢(実際はそこまでハトでもなかったが)だったことからドル安への展開になるのではとみていますが、この所の米経済のリスクオンの地合いが気になります。今後の金利引き上げについてももちろんデータ次第(インフレと雇用次第)ですが、ディスインフレは堅調に推移していることからそこまで大きなドル高にという流れになるかは疑問ですね。

現在の米市場への関心は、インフレと雇用(CPIと雇用統計は9月FOMCまでに各2回)とジャクソンホール、そしてそこからの9月のFOMCでの金利状況とドットチャートだと思われます。以前から書いている通り、個人的には金利の引き上げは今回で終了し、利下げは年明けとみています。FRBも過度の市場の動きは避けたいでしょうから、簡単に引き下げをするとは思えない。そのためのデータをこれから取っていくという感じに見ていますね。

米国の金利状況、経済状況等の見通しはおそらく8月のジャクソンホールでまた示されると思います。今回のFOMCから進んだ経済政策や今後の金利のことなどここで議論されることと思います。7月FOMCで示された姿勢がジャクソンホールまで、どれほど影響するのかに注目しています。それを占うのにも今後の金利、指標データはしっかりと見ていきたい。

続いて円の動きですが、注目の日銀のYCC関連。内容を見れば事実上YCCの修正でしたね。緩和をこれからも続けていくが、投機的な動きには対応するということでしょうか。

・政策は引き続き緩和

・YCC運用を柔軟化

・指値オペで+1.0%を上限とし、+0.5〜1.0%の間は機動的オペで対応

これまでは上限0.5%の指値オペで対応していたのを、今後は上限を1.0%に引き上げるということで、事実上のYCC修正という話。そして0.5〜1.0%の間であっても機動的なオペで対応する場合もあると注釈を加えており、何か問題があればその範囲でもやりますよというけん制をしているように見えましたね。今までの点(0.5)での見方を幅(0.5~1.0)での修正をしてYCCの柔軟化という表現にしたのだと思います。前回の修正が昨年12月であったことから、今後しばらくYCCの修正の話は出ないだろうと思います。

気になるのが円金利を1%まで拡大することによって、1%で張り付きの状況が生まれるように思えますが、JPMの予想はそこまで届かないだろうというものでしたね。当然のように円金利のショートポジションは大きく膨れ上がっていますし、張り付きからの無限指値オペを狙う投資家たちがショート狙うのも当然と言えますが・・・素人投資家を悩ませますね(笑)。

実際、今回のYCCの修正が入ったからと言って、円が買われるようなことには中々起こりにくいのではというのが個人的な見解です。金利の幅を広げたといっても少しだけ。それだけでは買われる要因が少ない。もちろん売られる要因も前よりは(外的要因含め)少なくはなるかと思いますが、買われる要因よりは少ないのではないかという見方をしています。というわけで僕の目線は、長期的に見れば引き続き円売り・・・。

そして欧州通貨のユーロとポンドですが、週初めから売られていた形でした。注目のECB政策金利発表では市場の織り込み通り0.25%の利上げを行いましたが、織り込み済みだったためかユーロ売りが目立ったように思います。そしてそのあとのラガルドECB総裁の定例会見で、9月以降の政策金利についてどういうことが話されるかに注目が集まっていましたが、データ次第としたことで大きなユーロ売りに。先週のまとめ記事で書いていましたが、金利の利上げの話がなければ売られるだろうと思っていましたが思いっきり売られた形に・・・。

為替を見ていましたがかなりの爆売りでしたね。ユーロドルが一気に下げました。拾う場所がなかったぐらいでした。これまで数回利上げは決定的なような発言がありましたからね。失望売りと言ったところでしょうか。

ユーロに続き、ポンドも連れ安となってます。インフレの酷い社会問題にもなっているイギリスは、BOEがさらなる利上げの状況に追い込まれる可能性はあるものの、一旦は欧州通貨売りで市場は反応。金利差からか、押し出されるように買われる米ドルという構図でしたね。来週のBOE政策金利発表では0.25%利上げが織り込み済みではありますが、そのあとの会見に注目が集まります。

ここからの展開を考えると、FRBもECBも9月以降の金利の引き上げに言及していないことがわかります。まだもちろん引き上げる可能性はあります。FRBもあと2回(7月入れて)と示唆していましたし、ECBに至ってははかなりタカ派コメントを繰り返していましたからね。ただ打ち止めが見え始めている。FRBもECBも明言を避けた形でした。そして日銀のYCC修正。金利差が縮まっていくという見方を市場がし始めるのかどうか。織り込んでいくのかどうか。

ただ日銀の今のスタンスは変わらず緩和。緩和、緩和、緩和。仮に各国が利上げを停止したとして、そして利下げを始め、金利差に変化があった所で急な円高になるかと言われればなりそうもないのが現状です。

そうはいっても、ドル円で見れば今後上値が重くなることは考えられます。日銀の発表を受けてまた円安に振れていますが、ドルも買われる地合いでもないのでやはり上値は限定的になるかという感じで見ていますね。ただ最近ボラティリティが急に大きくなったりしますからね。瞬間風速にだけは注意したいなと思います。なんだかんだドル円は結局行って来いしてるだけとも言えますから(あかんw

先ほど金利差のことを書きましたが、BOEはわかりません(笑)。まだインフレ問題が深刻でしょうし、追加の利上げをする可能性はありますよね。そうなるとポンド円は・・・。イギリスの指標関連はまだまだ要注意ですね。しっかり注目したい。

来週は、また重要な指標が並びますね。注目指標だらけと言えるでしょう。各国のPMI、米ISM、ADP、JOLTS、そして雇用統計が発表されます。欧州もGDP、HICP、PPIなどもありますね。それと上記でもすでに触れたBOE政策金利発表も控えています。

沢山指標がありますので為替も大きく動くと思いますが、振り落とされず流れに乗っていきたい。まぁ最近は週を跨いで戻ってくるなんてケースになっていて触るだけ無駄に消費することにもなりかねない相場ですが(^_^;)

ファンダメンタルズのまとめはこんな感じで終わりたいと思います(*’ω’*)

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術

サイクル理論でみた相場環境認識

ドル円 PC27本目、MC④10本目、4HC②新サイクル

MC起点からしっかり上昇しましたが連続陰線でほとんど全戻し。そこから4HC起点を受けてまたもや上昇と、大きく見ると行って来いのレンジを形成しています。PCが後半ボトム期に入っているとみているので上値が重くなりやすそう。

角度がまだ分かりにくい所ですが、青チャネルと赤チャネルの交差する所がMCのTP近くになるようなイメージで今はいますね。

4HC①の動きをみるとあまり上がらなさそうにはみえますが、先週最後の金曜日の上昇が大きかったのは気になります。4HC②の起点とみていますが月曜日の買いが強いなら少しトレンドが出そうかなとみています。

MCの本数的にも4HCの本数的にも目線は上に。ただやはりPCが後半ボトムへ向かう時間帯なのでそこまで高値を追うようにも見えないので注意ですね。

FXの環境認識を勉強するならこれ。

ユーロドル PC19本目、MC②42本目or③新サイクル、4HC新サイクルか?

先週に引き続き下げた週になりました。

(ドルストレート全般ですが)サイクルの把握が難しく起点とボトムが分かりづらいため、レートの現在地はMCで確認する方が分かりやすい。

MCはボトムの時間帯で押しが強い期間が長かったですね。42本目か新サイクルかまだ月曜日の動き次第です。髭を付ける動きがあるので、チャネル的にはもう少し押すのかどうか。ただどちらにせよ現在が転換期間であるとは思います。

MCの本数的にもボトムかと思う時間帯がとても長く、4HCの区切りが付きづらいことが目線を悩ませていますね。極端な相場が続いている感じです。4HCが延長でのボトムと見ていますが、少し悩みますね。

PCの本数はおそらくまだ19本目と思います。もう一段上があるとみていましたが下押し長かったので青チャネルで今サイクルが動くという目線ではなくなりましたね。一旦高値追いからの下落。そこからまたどうなるかを探りたい所。次のMCボトムが大事になってきそうです。

ゴールドドル PC21本目、MC③21本目、4HC②56本目 

PCも後半に差し掛かっており、ボトムに向かっているものと思います。

MCも真ん中を過ぎているとみています。今週4HC起点を迎えると思いますがそこまでの上昇を見ていません。緑のチャネルに今傾いていますが、青いチャネルで推移しそうかなと見ています。

4HCは起点を迎えているとすると短縮になるので、まだという判断をしています。緑のチャネルで抑えられるようだと少しトレンドも変わるかもしれませんね。どちらにせよそこまで強く高値を追うようには今は見えないですね。

ユーロ円 PC29本目、MC④12本目、4HC②新サイクル

上昇し続けていたユーロ円ですが、ここで一度下落、しっかり押しが入った形です。ただ全戻ししているのでどういうトレンドを作るのかを月曜日確かめたい。

サイクル的に言えば、PCはボトム期に入っていて、先週がボトムなのか、これからボトムなのかはまだ判断つきませんが、僕は「まだ」の目線。ユーロ円にしては少し時間が掛かる目線になりますが今の所まだその目線というわけです。

MC的におそらくダウンサイクルではないかとみています。4HCのボトムを付けたとみているのでここからの起点の上昇がどれぐらいか確かめたい。

高い位置からのサイクル移行でしたがやはり耐えきれず落ちた格好です。PCでみてもMCでみても強いRTでしたので反動で落ちたのでしょう。

先程も書きましたが、4HCはおそらく起点だと思いますので上目線ですが、MCがダウンサイクルなので高値追いは気を付けたい。

サイクルから見た強弱関係

サイクルで見ると来週はユーロ>ドル>円になって動いていくようなイメージで強弱をみています。先週が盛大に外しましたからね(笑)。途中で修正しましたがサイクルで見ている人は難しい週になったかと思います。

ただ各ペアの位置とサイクルでみると、どれもそこまで強い地合いにならなさそうだなというのが印象です。サイクル通り動いてくれたとしても上下振るのか動かないのかはわかりませんが、大きく見るとレンジ気味に動くようなイメージでいます。

ドルストレートのサイクル起点が中々来ず、難しいのでそこで一つ区切りが付けられれば少し景色が変わりそうだなと思っています。

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また次回も読んで頂ければ嬉しいです(*’ω’*)

では!!

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