Categories: FXチャート考察

注目の日銀会合、緩和継続で市場は関心薄く。ビッグイベント雇用統計もSVB破綻問題で市場は一色に。

ども、OGです(‘ω’)ノ

今回はですね、「日銀会合はスルー。ビッグイベント雇用統計もSVB破綻問題で市場一色に。」について書いていきたいと思います٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

こちらのカテゴリーでは「ファンダメンタルズと市場」という、起こった事象に対しての市場の反応を見ながらこれからどうなるかを考えるカテゴリーになっています。

言うなれば「後追いファンダ」

ファンダメンタルズは通常、鮮度が命。ただその道のプロでもない僕ら個人投資家がそこを突き詰めても逆に足を取られることも多いのではと思っています。

そこで「後追いファンダ」をしてみるという試みです。結局の所僕ら個人投資家は大きな流れに逆らってはいけません。波に乗るように渡っていかなければならないと考えます。特にこの為替では。

なのでこの「後追いファンダ」を学んでこれからのFXに繋げていけたらと思っています。

気になる、もしくは大きく動いた時にこのブログを書いていきたいと思っていますので良かったらこれからも読んでください(*’ω’*)

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このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。

”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っています(‘ω’)ノ

生き残るために何が必要かを学んでいきましょう!!

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日銀会合はスルーされる。ビッグイベントは雇用統計のはずが・・・。

市場が注目していた日銀会合。黒田総裁がラスト登壇と揶揄されていましたが、結果は従来通りの金融緩和継続で一時大きく円売りへ傾きました。

そしてすぐに市場の関心はその日の米雇用統計へ。

米雇用統計では雇用者数の伸びは予想を上回ったものの、失業率・平均時給が予想下振れ、前月の新規雇用が下方修正と、総合的にみると労働市場に暗雲が。このあと短期金融市場が織り込むターミナルレートは5.6%→5.3%へ低下しました。

<雇用統計結果>

非農業部門雇用者数変化(前月比) 結果:31.1万人 予想:20.5万人

失業率 結果:3.6% 予想:3.4%

非農業部門雇用者数変化 前回発表:51.7万人 前回修正:50.4万人

平均時給(前月比) 結果:+0.2% 予想:+0.3%

平均時給(前年比) 結果:+4.6% 予想:+4.7%

トレードしていた僕の感覚からすると、雇用統計直前まで少しドル買いに傾いて始まってスプレッドが広がり売りには傾いていましたが、そこまで売りが入っていなかったように思いました。徐々に売りが入っていった形に見えましたね。

その大きな売りにはSVBの破綻のニュースが重なったかもしれないですね。結果的にはかなりドルが大きく売られた形になりました。

→【前回記事】「どうなる雇用統計!?」はこちらから

確かに前回の記事で金利が頭打ちになって来ていると書きましたがやはりちょっとしたことがトリガーで(破綻問題は小さくはないが)、下に余白があったことで大きく下げたと言えます。事実金利が上げない相場でドル高という不自然な構図でしたもんね。

為替で言えば雪だるま式に下がっていったような感じがしましたね。ドル買い目線をどんどん狩っていった感じもしました。

ギャンブル先出しは勝ち(笑)

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SVB破綻問題(シリコンバレー銀行)

SVBは去年12月時点の総資産ベースでは全米16位の金融機関です。ベンチャー企業の支援に力をいれておりその融資(貸付)で大きくなった銀行ですが、身売りを検討していると報じられことが発端。

FRBの政策を見ての通り、金融引き締めによってベンチャー企業の勢いが弱まると同時に資金が減っていった。SVBに預けていた預金を食い潰していく形に。

SVBは資金を投資(債券)に回していましたがそれらが下落(金利上昇)していき資金繰りに問題が。金利はどんどん上がり続け資金を捻出出来なかったことが破綻の引き金になったようですね。

金利を上げ続けた結果が企業、今回は銀行だったわけですが、これからも影響を及ぼしそう。これはSVBだけの問題ではないので次のSVBが出てくるのかどうか。

これを受けてドル安が加速した形になったのは確かだと思います。市場がこれにどれだけ過敏な反応をするのかは月曜日、週明けを待ちたい。

ただすぐにCPIがあるのでどういう展開になるのか。

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今後の指標

まずはCPI。前回書きましたが遠いファンダを意識しても今は無意味。先週のパウエル議長の言葉次第でどうとでも動く相場です。手前にあるCPIの数字を意識したい。

米2月CPI(消費者物価指数)の数字がどれほどのものが出るのかわかりませんがそんなに弱い数字が出るのかなという見解です。なのでドル買いの目線でいますね。

あと先ほど書いたSVB問題の余波。これがどんな影響を及ぼすのかを来週確認したい所。大きくドル安へ動くのかどうか。確かに今はSVB問題を気にしている投資家は多いですがそれがどんな影響を及ぼすのか。リーマンショックのような形にはなり得ないというのが見方みたいですが、市場はどのような反応を示すのか。

個人的にはサイクルと見てドル円ロングのギャンブルしよかな~と思っていますね(笑)

ただいつも言うようにこういう指標(大きなものは特に)はスルーして後から入る方がいい。こういったファンダメンタルズを意識しても振り回されるだけです。それよりも大きな流れを見誤らないことが大切です。

それこそ目指す後追いファンダの形です

皆様ご安全に(‘ω’)

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OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。