ども、OGです(‘ω’)ノ
お盆も終わり、皆さまいかがお過ごしでしょうか?私は何もしていません笑
昔は盆を過ぎたら暑さのピークが終わって、ここから残暑って感じでしたけど、もうここ10年、いや20年はここからが暑い印象があります(;’∀’)
今年の相場はトランプ大統領となり、夏枯れ相場とはいかず(出来高はわかりませんが)慌ただしい毎日となっています。
日経も過去最高値と更新するなど大きなニュースも飛び込んでいますね。
ただ相場をジッとみていると、大きな流れは変わらずで動いていて、少し株には好材料が転がっているのかなといった感じです。
米国は金利高の割に株高は継続していて、従来の金利↑株↓のような動きではないですが、利下げをしようとしているのだから当たり前と言えば当たり前なのでしょうかね。それとやはりテック企業の拡大が大きな株高要因と言えるでしょう。
これらをまとめながら、今の流れを掴んでいく記事を書いていこうと思います。
出来るだけFXに関係するものを主にピックアップして書いていきたいと考えていますので参考までに読んで頂ければと思います。
※本投稿は情報提供を目的としており金融取引を推奨する意図はありません。
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市場動向
現在市場は米国主体の動き、そしてそれを取り巻く各国の動向をしっかりみていく必要がありそう。米国は経済がおもったより堅調ですが、先日の雇用統計にも表れた通り、少しずつ雇用は低下し、高すぎる金利の利下げへ待ったなしの状況。
それに今の所様子見を続けているFRBは、トランプ関税の影響を受け、米国のインフレ再燃を懸念しているという構図です。
確かにインフレ指標は思ったほどまだ下がっていない。ただISMなどは下押ししてきているので経済鈍化は出てきており、トランプ大統領が名指しでパウエル議長を非難する毎日ですが、市場も遅すぎる利下げを現在は懸念している声も出てきている状況にもあると言えます。
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通貨強弱

それほど出来高という意味ではなかった週と思いますが、ポンドが大きく買われています。確かにトレードしていても対ポンドはかなり強かった。
ポンドに連れ高のような形でユーロも強かったですが、マチマチ。それほど強さは感じず、「下がらなかった」といった印象。
意外と円が強かったのも印象的。ドルが総じて弱かったこともあり、他通貨に流れたという印象を持った週でした。
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米国市場
現在の市場は米国のトランプ大統領に振り回されながら、中央銀行の政策観測に市場は注目している状況です。少し前まで、雇用が一番注目されていたのが今はまたインフレ動向に注目が集まっている状況です。
前回の雇用統計が大きなショックを市場に与え、市場はまだ前回の雇用統計を引きずっている、と言えばいいのか、前回の大きな訂正された数字を見て市場は大きく利下げへ傾き、0.50の利下げの声が聞こえる程となっており、次の9月初旬に発表される雇用統計はかなり注目される指標になりそう。
この雇用統計結果を受けて米株価はこの極度に織り込まれた利下げ期待をみて、米経済指標が悪かろうが、調整などほとんどせず大きく上昇している状況です。調整されると見られていましたが、全然そんなことなく上がっています。
前回の雇用統計を受けて、トランプ大統領は雇用統計の責任者を解雇するなどという大きな出来事も起こりました。統計については、速報値としてライブ感があり、季節調整値も取り入れられています。そのため、「これまでこうなりやすかったよね」という思惑の数値も組み込まれているため、こうした大きな訂正値となったわけですが、これは雇用統計に限らず他の指標にも速報値については取り入れられている模様です。
ただここ5年間ではコロナ禍も入っているため、相場にも歪みが伴っており、米国で言えば一気にゼロ金利にしたのち、大きく利上げをした経緯もあり、指標値にバラつき(乖離)があるのも致し方ないという見方もあります。
これから雇用統計自体がどうなるのかはまだわかりませんが、一部では四半期ごとの発表にしようという声もあるようで、そうなると市場の動きも形も変わりそうだなという印象です。
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米PPI卸売物価指数
インフレを懸念しているFRBが注目する米PPIの指標結果がなんと3年ぶりの大幅上昇となり、市場の利下げ織り込みは後退。先も書いた通り、一時9月0.50利下げまで織り込み始めていたのが少し後退する形となりました。このPPIの結果をみると、関税に関連する輸入コストの上昇を企業が価格に転嫁しつつあることを示唆していることがわかります。
また先日発表されたCPIも強い数字が見られ、食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが加速しており、前月比で1月以来の大幅上昇となっています。関税の影響を受けるモノの値段(価格)は、懸念されていたほどには上昇しませんでしたが、関税の影響はこれから波及するともみられており、こちらも要注意。
雇用の悪化は大きなもので、懸念材料はインフレのみ。インフレがしっかり抑えられていれば利下げへの織り込みはさらに進む。そう市場が期待していた中、7月のPPIが予想を上回る伸びを示し、サービス・財価格の広範な上昇が確認され、関税の影響で今後もインフレへの懸念が拭えない形になり、雇用統計後から織り込んでいた利下げ観測が後退。金利も上昇しました。
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ベッセント財務長官
ベッセント氏はテレビインタビューで、「日本はインフレ問題を抱えており、確実に日本からの波及がある」とし、さらに日銀植田総裁と話したと言及。そしてベッセント氏個人の見解にはなるがと断った上で、「日本は利上げするだろう」などとコメント。他国の中銀へのコメントを財務長官がするというのはかなり異例の出来事で市場も驚いたのではないでしょうか、少し円高で反応。
米金利にもコメントしており、「政策金利は少なくとも今より1.5ポイント低くあるべきだ」との考えを示し、これまでで最も明確に米金融政策当局に利下げサイクルに踏み切るように訴えた形です。
そして9月のFOMCについても言及しており、「9月の0.5ポイント利下げを皮切りに、そこから一連の利下げを実施出来るだろう」と述べ、「どのモデルで見ても金利はおそらく1.5~1.75ほど低い水準にあるべきだろう」ともコメントしています。
かなり積極的なベッセント氏のコメントを受け、市場には口先介入のような形で伝わったのかドル安へ傾きました。ただ金利はどうかというと長期金利は思ったほど下がっていない。
各連銀総裁も、9月0.50の利下げに対しては消極的なコメントを出しているメンバーもいる中、9月FOMCの動向がどうなるのか注目です。
米国は輸入を安く抑えたいためドル安にしたいが、米国売りは避けたい。株価は堅調(強すぎるぐらい)ですが、金利は下がらない。中々難しいことをしようとしているなという印象。
ベッセント財務長官が言及したことの中で、中国から安い製品を輸入するというのがあったと思いますが、やはり自国のインフレには懸念を抱いているのは分かります。金利を下げればドル安に振れやすいのは理解出来るものの、過度なインフレを助長させるかもしれない懸念がやはりあります。
そして個人的に気になるのは、日本やユーロ、その他の国に投資させる目的のお金(日本は5000億ドル、EUは6000億ドルとも言われています)がドルで換金されて渡されるのかどうか。ドル転するだけで大きなお金を生みますし、それはまたドル買い要因。日本で言えば円安要因になりかねない。その辺のことにも注意してみておきたいと思っています。
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米露首脳会談
トランプ大統領とプーチン大統領が会談。結果で言えば、破談に終わった(合意には至らなかった)とされていますが、ロシアはアメリカとの今回のこの会談で、米国との関係を維持し、そして主張も通したということで「プーチン大統領の勝利」といった報道もされています。
今回の会談ではウクライナ・ロシア情勢はまだ不確実性を残していることが露呈されたことで地政学リスクにもなることから今後も進捗には注目しておきたい。
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米金利

米国債10年金利。日足。
レンジを少し下に傾き始めたか。利下げ織り込みは強くなってきているのでここからは上値は重い展開になりそう。

利下げ織り込みは一時よりは後退したものの、9月利下げはほぼ確実のような織り込み方。年内2回は利下げを織り込んでいます。どうなるかわかりませんが、ドル安へ傾いて行く流れは変わらないのでは。
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ジャクソンホール
世界の中央銀行の総裁たちが集まり行うシンポジウムが8/21~23で開催されます。そこでパウエル議長も講演を行う予定になっており、その中で物価安定と雇用の目標達成に向けて連邦準備制度が採用する新たな政策方針を発表する見通しです。
近年はジャクソンホールの演説そのものはそれほど市場に影響を及ぼしていませんが、去年は「政策調整の時が来た」と利下げへ弾みを付けた形で、今年も一つのポイントになりそう。利下げは去年0.50から始め徐々に行われると思われましたが、以外にも強い経済指標により利下げが待たれている状況です。
今回のパウエル議長によって、どのような考え、思惑があるのか注目が集まるものと思われます。トランプ大統領による圧力に屈せず自らの考えをしっかりと表す場とも言えるので注目してみておきたい。
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米金利動向
興味深いのが、現在FRBメンバーの中で強く利下げを謳っているウォラー理事やボウマン副議長がいる中、先にも書きました通り、メンバーの中には利下げには賛成だが大きな利下げには消極的なメンバーも多い。0.50のような大幅利下げをする材料が揃っていないというのが理由として言及されています。
その中で様子見として維持の姿勢を崩していないパウエル議長が、これまでハト派と言われていたのが、「周りの状況が変わっただけ」でタカ派と呼ばれているのはなんとも面白い状況だなと感じます。
個人的には、次のFOMC去年の利下げのように雇用鈍化、経済鈍化傾向にあるということで0.25の利下げがあるのではないかと予想しています。インフレ値が鈍化傾向を見せるのなら、順に利下げを行うとみており、仮にスキップであっても(年内利下げが1回となっても)ドル安ベースで進んでいくものとみています。
少し懸念材料は、本当にゆっくりの利下げだと長期金利が下がり切らないのではないかというポイントです。現在も利下げサイクルにある中、弱い指標が出ても長期金利はあまり下げない。確かに上値も重いですが、あまりにゆっくりだと金利が下がらない懸念も出てきそう。
インフレと雇用、そして経済と、このまままだ綱引き状態が続きそう。まだまだ決着を付けるにはどの指標も弱いですし、消費が強い米国にてインフレ悪化は大きな懸念材料だと思います。物価目標を2%に置いている以上、それに向かう指標結果次第となりそう。
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日本市場
先日のベッセント財務長官が日本へ向かって「利上げ」に対する言及を行いましたが、赤沢大臣などは華麗にスルー笑。
ただ市場はインフレ自体は十分上昇しており、利上げの声も少なくない。実体経済はそれほど強くなく、賃金の上昇ペースもそれほど強くない中、利上げが出来るのかどうか。利上げするのなら、どの材料を持って利上げするのかも注目です。
とは言え、日本の金利は世界と「比べて低すぎる」という面もあり、正常化という意味ではこの状況で利上げが行われるのは通常とも言えます。
去年のようなブラックマンデーも起こっておらず、株価も堅調、最高値を更新している状況です。今の所10月に利上げがあるのではないかと見られていますが、日銀関係者のコメントには注意しておきたい。
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4-6月期GDP
4-6月期の実質GDP成⻑率が大きく伸びを見せ、速報値ですが前期⽐年率で+1.0%(1-3⽉期は同-0.2%から同+0.6%へ上⽅修正)と5四半期連続のプラス成⻑。外需および設備投資がプラス成⻑に大きく寄与しているとみられ、米関税でのマイナスがあるにも関わらず今の所輸出への影響は限定的となっています。
金利

日本国債10年金利。日足。
チャートだけをみると切り上げており、少し高値圏で上値が重い状況ですが、利上げを織り込んでいるのか、トレンドを作っており今の所は下げそうにない形ではあります。
経済指標でみれはコストプッシュ型インフレは継続でそれが重しとっており実体経済は思ったほど強くないのではないかとみています。そのため利上げは難しいのではないかという印象ではありますが、今回のGDPなど好材料も揃ってきている中、経済指標が上振れ続けるのなら材料になりそう。さらに先日の米ベッセント財務長官の発言なども影響しているのか、市場は利上げ待ちになっている印象です。
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株価

日経平均株価 日足。
最高値更新しています。大きくトレンドが出ている形ですね。金利高、株高。
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欧州市場
英国
英国雇用関連指標は鈍化傾向にあることを示唆。7月の雇用者数をみると6か月連続の減少。失業率は4.7%と悪化は一服し、賃金の上昇も一旦止まっていることからインフレ鈍化は継続。英国の4-6月期GDPは前期⽐+0.3%と、市場予想の+0.1%を上回った形です。ただまだ民間需要が弱いとされているので今後の進捗にも注意が必要か。
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