ども、OGです(‘ω’)ノ
こちらの記事では、ファンダメンタルズに特化して、毎週末にこれまでの簡単な流れとそれによる見通しなどを書いていきたいと思います。なるべくFXに関連するものだけに絞って、そして簡潔に書いていきたいと思いますので気軽に読んで頂ければと思います。
それでは٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!
このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。
”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”
ファンダメンタルズ・市場動向
米国市場
米国の利下げについてですが、先日の3月米雇用統計の結果を受けて市場の利下げへの織り込みは大きく後退しています。何度も話題に取り上げているパウエルFRB議長の「でこぼこ道」というワードですが、これがその「でこぼこ」に当たるのかどうか。現状の「利下げの後退」は外れているのではないかという市場の思惑が出てきているということだと思います。
依然としてパウエルFRB議長や各々メンバーは利下げへの言及は慎重な構え。それはタカ派というわけではなくハト派として慎重な構えと個人的には思っています。もちろん米長期金利は上昇していますし、ドル買い基調になって来ているのは感じますが、利下げについては「するもの」として進んでいるのは確かだと思います。
当ブログで何度も書いていますが、市場は「いつするのか」に焦点を当てていますが、それよりも「どの程度までするのか」の方が今後の見立てには重要な気がします。もちろん利下げ当てゲームではないのでそれは無用なのですが、どんな雰囲気なのかは掴んでおきたい。
今年の1月からの雇用統計含む米指標は強いものが多く、それにより去年末には7回や8回と言われていた利下げへの織り込みは急激に引き戻されて行きました。それほどに市場の織り込みは極端であると言えると思います。そのように市場の織り込みに左右される金融市場なので振り回されて落とされるということは注意しなければならないポイントです。
パウエル議長は直近のインフレ率の上振れは懸念していないとハト派なコメントをしていますが、市場は信じていない(利下げへの織り込み後退)がそれをよく表しているようにも思います。まぁただパウエル議長含むFRBのメンバーたちもすぐにコメント変えますけど(笑)。
市場はこの「利下げ」についてまた極端になろうとしているのではないかということです。短期のトレンドは確かに市場の織り込みが大きく関係していきますが、「そうじゃない時」の反発も凄いのでしっかりと要人発言には注意しておきたい所です。もちろん金利の「行き過ぎ」にも注意したい。
利下げへの行き過ぎた織り込みで底を付けたのが去年年末の際でした。3.785%。年明けその戻しを試した形で4.20%付近まで上昇。そこからは指標結果を受けて徐々に切り上げている状況です。現在また4.40%を超えてきた形で、当ブログで書いてい来たレンジ上限4.37%を超えてきた状況です。個人的には今の所、ここからの上昇は「行き過ぎな上昇」になるのではないかと思っていますが、状況がどのようになるのか見ていきたいと思っています。
今回の米雇用統計の結果もそうですが、結果自体はかなり強い結果となりました。それにより先ほど触れた通り、利下げ6月の織り込みは50%ほど(指標前59.8%)まで後退しています。ただフルタイムの雇用は4カ月連続で減少しパートタイムは5カ月連続で増加しています。正規雇用は減ってパートが増えている雇用統計だったことがわかります。平均時給の伸び鈍化継続していて、解雇者数は高止まりの結果でした。失業保険申請者の数が減り、パートタイムを選んでいることから労働参加率は高く維持されていることになっているものと思われます。
この結果を受けボウマンFRB理事が「基本シナリオではないが、インフレが減速せずむしろ上昇が加速するなら追加利上げの必要も」とコメントし利下げ観測の後退を招いたものと思います。ただ確かにソフトランディングへ向け進んでいることを印象付けるには良い内容だったと思いますし、パウエル米連議長が先日コメントをしたように利下げを急ぐ必要はなさそうという印象も市場には伝わったものと思います。
ただ個人的には「そうは言っても6月利下げ」の目線でいます。時期については大きな問題ではないと思っていますが、なんだかんだ言っても6月にECBと同じく利下げをするのではないかと見ています。大統領選挙の直前での利下げは回避したいでしょうからそれまでには利下げをするという目線ですね。もちろん7月になるかもしれませんが、そこはあまり重要ではないと考えます。
今週のサプライズはもう一つ。米ISM製造業の50回復だと思います。17か月ぶりの50への回復とあって、市場も大きく関心を持った内容だったと思います。FRBがまだ引き締めを継続している中(利下げしていない)の底打ちから上昇しているという状況は経済の好調さを示しています。支払価格も上昇しており、インフレ再燃かとも言われています。
ただそれとは反対に今まで好調を維持していたISM非製造業には少し陰りが見えています。上昇基調だったものが今ではレンジのように波打っている状況で、少し下降していきそうな形にも見えます。支払価格も急落していることから製造業とは反対にサービスは頭打ちな形を示しています。
先程雇用統計での話でも振れましたが、新規失業保険申請件数に関しては予想より上か下かは為替レートを賑わすものになりますが、それに一喜一憂しないようにしたいです最近で言えば上昇傾向ですが、まだまだ「以前の数値」に比べれば低い値です。経済指標のように50を基準にとかがないので分かりづらいですが、まだまだ基準値としては低い値です。景気後退には遠い状況なのは間違いない。
来週は米CPI消費者物価指数の発表があります。この結果が強い結果となると市場では6月の利下げはさらに後退するだろうという見方がされています。現在先にも触れた通り、年内3回の利下げが織り込まれていますが、6月利下げ織り込みが後退するとすれば、6月スキップの年2回が市場のメインシナリオになりそうですし、また行き過ぎる織り込みが始まるかと思います。
欧州市場と米国の利下げについて
欧州についてですが、来週ECB理事会が行われます。4月会合での利下げはないと思われますが、市場は6月利下げを織り込んでいます。ラガルドECB総裁などのコメントをみても6月利下げ開始は濃厚だろうという見方です。ECBは変わらず今年3~4回の利下げを、来年も同数程度の利下げを今の所見込まれています。
経済が悪くインフレが強かった欧州ですが、ここにきてインフレも徐々に下がって来ているように思います。問題のサービスに関してもここから下げていくだろうと予想されます。
FRBメンバーとは違いECBメンバーからは、ラガルド総裁始めとして、しっかりと利下げに関してハト派なコメントを出しているメンバーが多いのが印象的です。メンバーの中にははっきりと6月利下げを示唆したり、年内利下げを6回とコメントするなどかなりハト派寄りなコメントが並びます。ラガルド総裁も今年初めから利下げについてはECB内では議論になっていないとしつつも、夏ごろの利下げを示唆してきました。そしてさらに「6月はさらにデータが得られる」として暗に夏ごろの利下げを言及していきました。
利下げの準備が出来ているECBと利下げのデータがまだ欲しいFRB。経済の内容も違うことから利下げ時期が同じになるのかという問題もありますが、利下げだけでみるとスイスが先んじて利下げを行いました。おそらく6月にECBが利下げをすることになり、各国利下げムードになるのではないでしょうか。その時に今度は米国が「まだしないのか」というムードになるのかどうか。そしてそのまま行けば「遅すぎる利下げ」という雰囲気になるのではないか。どうなるかはわかりませんが、やはりどちらにせよ早い段階で利下げはするのではないかと個人的には思っています。
こういうのはどうなんだろう。。僕は不確かなものはなるべく摂取しないと決めていて、巷で流行っているものだからと言って「じゃあ」とはならない(笑)。要するにビビりなわけですけど、どうやって作ってるか(何が入っているか)わからないものに関しては躊躇してしまうというか。皆さんはどうですか??
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では!!
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