ども、OGです(‘ω’)ノ
日々の市場動向をファンダメンタルズ目線で追っていく、「2024.2.6.本日のファンダメンタルズレポート」を書いていきたいと思います٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!
このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。
”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”
ISM非製造業景況指数経過後の市場
昨日のISMの経済指標はかなり強い数字が出て上振れ。雇用統計のそのままの数字が出ているようにも思いました。
ISM非製造業景況指数 結果:53.4 (予想:52.0)
ISM非製造業仕入価格 結果:64.0 (予想:56.7)
ISM非製造雇用 結果:50.5( 予想:49.4)
予想を上振れしたこともそうですが、前回の数字よりもかなり強く出たことが市場にはサプライズだったかもしれません。
新規受注の指数は3カ月ぶり高水準の55.0。1日に発表された1月のISM製造業総合景況指数も、新規受注が全体を押し上げる形に。雇用は前月から6.7ポイント上昇の50.5と前回43だった数値を拡大圏に一気に押し上げました。
最も市場に強く印象を与えたのは仕入れ価格ではないでしょうか。仕入れ価格指数は7.3ポイント上昇して64.0に。2012年以来の大幅上昇で水準としては昨年2月以来の高水準となりました。このコスト上昇ペースの加速を示した結果がインフレにどのように作用するのかに注目です。
一部では、紅海での武装組織による攻撃を避けるために船舶が航路変更を余儀なくされ、企業間での運航費が急騰しているのが原因かとされています。仕入れ価格指数の急上昇はそういった輸送コスト上昇とコモディティーやサービス価格の全般的上昇が主因だと思われます。
やはり細かくみても先週の雇用統計と同じような結果です。FRBが気にしているインフレ、賃金、失業がどのように推移していくのかに注視するのは今まで通りになりそう。FOMCの言葉通り、すんなり利下げとはこの結果をみると言えないのが現状だったということですね。
雇用統計、そしてこのISMの結果をみるにまた利下げは遠のいたとみるのが普通でしょう。ドル高もまだ続くのではないでしょうか。ただ今までのような「ドル買っとけ」という相場でもないということは頭に入れておきたい。あくまで「今の所」です。そして今までのようなドル買いの強さはない。しっかりとインフレは鈍化しているし、目指すところは「利下げ」であることを頭に入れておきたいですね。
パウエル議長、民間TVメディアに登場
録画とは言え、珍しくメディアのインタビューを受けるパウエル議長の発言に注目が集まりました。大きくサプライズをもたらした雇用統計の後だっただけに市場の注目も大きかったと思います。
雇用統計前に撮られたとされるインタビューですが、そこでパウエル議長は「FRBは3月に利下げしない」としさらに「政治は考慮しない」として金利は急騰。雇用統計の結果を知っていた?ような強い発言でした。
FRBメンバー全員が年内への利下げについて賛成していることを述べ、ただそれはインフレに左右されることも示唆していました。利下げへの慎重な姿勢はいつものように述べられ、急ぐというよりも焦っていないという印象を受けましたね。おそらく米経済が強いことに裏付けられているものと思います。つまりまだこの高金利を持続させても大丈夫と思っていることだということです。ただあれだけ織り込んでいた3月利下げはこれでほとんどなくなったと言えるのではないでしょうか。
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また次回も読んで頂ければ嬉しいです(*’ω’*)
では!!
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