2024.6.17週.FX市場動向。FOMC、日銀サプライズなし。フランスEU離脱懸念。BOE政策金利動向に注目集まる。

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ファンダメンタルズ
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ども、OGです(‘ω’)ノ

こちらの記事では、ファンダメンタルズに特化して、毎週末にこれまでの簡単な流れとそれによる見通しなどを書いていきたいと思います。なるべくFXに関連するものだけに絞って、そして簡潔に書いていきたいと思いますので気軽に読んで頂ければと思います。

それでは٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

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ファンダメンタルズ・市場動向

今週はフランスのEU離脱についての憶測が話題に上りユーロ売りが入りましたね。ECB利下げでユーロ安の地合いは変わらなかったもののフランスの件で大きなトレンドになるのかどうか。

ドルも強い地合いではなかったですが他が弱かったことからドル高の相場の動きになっていたかと思います。それと先週とは違いリスクオンの地合いが続きオセアニアは買われた流れになりましたね。

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米国市場

まずは大注目だったFOMCが通過し、政策金利に変更はなかったもののドットチャート中央値が利下げ年内1回と後退(前回会合では中央値3回)。ただ為替が意外とドル買いになりませんでしたね。予想通りとして市場は受け取ったか。ロンガーランが2.6%から2.75%へ引き上げられたこと、そして2025年度の利下げが4回へとなったことからその要因かもしれません。最近の相場は織り込み強く、指標で大きなトレンドを作るというよりもその前から流れが出ていることが多いですね。新しい流れが出来るのかどうか。

これでFRBは7会合連続金利据え置きとなりました。欧州が先に利下げサイクルに入った形ですが、経済が強い米国はそのタイミングを探っている所です。どちらにしても利下げはするでしょうから、それがいつになるのか。その乖離が出来ると為替にも影響(トレンド)が出るのでそこは注意しておきたい。織り込みが進むならそれはそれでトレードはやりやすくなりそうですが。

FRBパウエル議長が言う「でこぼこ道」がどの程度のものなのかという所に注目していたわけですが、「インフレ 2%目標に対し緩やかな更なる進展がここ数か月で見られた」とし、順調さを伺わせました。ドットチャートがタカに動いたもののこのコメントでドル買いにならなかったように思います。

パウエル議長はさらに「我々は常にある時点での利下げを示唆してきており、利上げを基本シナリオとしていない」として目線は利下げへ向いていることがわかります。ただ「緩和的政策を取るには時間が掛かる」ともし、タイミングを計っている状況が伺えました。

現在市場の利下げ織り込みは年内2回ですが、しっかりFRBとの乖離を埋めており市場への影響がそれほどなかった会合になったと思います。

最近の米経済指標は軒並み下振れ基調になっており、利下げへの織り込みも進んでいました。ただFOMC直前に発表されたCPI(消費者物価指数)が上振れ、ポジティブサプライズとなり一気に金利上昇、ドル買いを誘いました。それでもインフレは徐々に低下していることからそれも「でこぼこ道」の範疇と捉えています。先週の雇用統計も確かに強い数字が出ていましたがフルタイムの雇用が減少していることから中身をみるとそうでもない。個人的には「下がり切るか」は焦点ではないように思っています。

もちろんその瞬間の為替動向には影響していますが、しっかり大枠は抑えておきたい。

米10年金利ですが、しっかり抵抗ある所で止まっているように見えます。現在材料探しの期間だと思いますが、ここを切り下げるにも何か新しい材料が要りそう。そうは言っても金利が上がる材料もないので4.3%を上限に動くか。当ブログでも書いている通り、短期金利が5%へ向かわない状況下、長期金利はそこまで上がるとは見ていません。金利も上値が重い展開になるのではないでしょうか。

中銀ウィークが終わり来週水曜日は米国休場です。小売りと週末のPMIぐらいしか経済指標はないのでおとなしい相場となりそう。

欧州市場

利下げに関しては先週当ブログでも書いた通り、欧州ECBが先に利下げを行っています。来週は英国BOEの政策金利発表があるので注目しています。米国とは違い欧州はどちらも経済的に弱いことがネックとなっています。経済が強く、利下げへの道筋も「無理矢理感」がある米国とは違い、こちらは経済も弱くインフレも粘り強いといういわゆるスタグフレーションの形をしており難しい状況と言えます。

ECBは今年初めから夏前の利下げを言及しており、織り込み通りに動いた結果極端なユーロ売りは避けられました。BOEは8月以降の利下げの織り込み強い状況ですがここにきてメンバーのハト派なコメントも聞かれます。BOEベイリー総裁も利下げについて否定しないとコメントしていることから、来週、6月の利下げがもしあるとするならサプライズになりそう。

それと地政学リスクとしてはフランスのEU離脱について話題が出てきました。まだ確定ではないですが、一気にユーロ売り、ポンド売りが起こり為替は急落。英国のEU離脱への流れをみても大きく売られることからフランスの下院選挙がある6/30と7/7は注意しておきたい。

日本市場

日銀も政策金利発表をし、据え置き(0~1.0%)としました。注目されていた国債の買い入れ額の減額については言及されず次回7月会合に持ち越された形となり、結果円は売られる流れに。次回7月会合にて「今後1~2年程度の具体的な減額計画を決定する」としたことネガティブに取られたと思います。

10年金利は下げ基調。円安と相関している流れです。

日銀植田総裁のコメントは以下の通り。

「7月会合、国債買い入れ減額の市場への影響を考慮したうえで政策決定」 「国債買い入れ減額、市場参加者の意見も聞いて丁寧に進めたい」 「7月以降の短期金利の調節方針、敬座い・物価情勢に応じて粛々と決定していく」

とし、今後一か月を使って7月会合で国債について方針を決めると示しました。利上げの姿勢は崩していないことから円の買戻しも一時的に起こりましたが、基本的にまだ円安は続くのではないかとみています。

日銀の姿勢は今後のデータ次第としていますし、利上げの姿勢はそのままですが、米国と真逆ですが経済良くない中、マイナス金利を撤廃したからといって自然金利が上昇する以外で、金利の引き上げを出来る(行える)とは今の状況では思えません。かなり良いデータが揃わないと難しいのではないでしょうか。

来週のドル円

4時間足チャート。

やはり円安基調で動いている中、底堅いドル円です。上値も重いとは言えジリ上げを続けています。158を一気に抜けるかと思われましたが抵抗となって落ちています。

ただここを抜けると抵抗という抵抗がないことから160が見えてくる。中銀ウィークを通過し、サプライズがなかったことから、ファンダメンタルズ、米金利などをみても大きく上昇する材料(ドル買い材料)はないものの、円安が下支えする形は変わらず、やはり売りよりも買いで入りたい形ですね。

来週のドル円の予想レンジは155~160で見ています。上値重い展開ですが底堅く推移し、どちらかというと上値余地がある形で進むのではないでしょうか。欧州圏のEU離脱の話題が進むことで欧州通貨売りドル買いになることも考えられます。やはりドル円はどうしても上目線になってしまいますね。

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