【2023.10.9週のFX為替展望】ファンダメンタルズ・金利・テクニカルからみた市場の振り返りと次週展望。

はい、どもOGです(‘ω’)ノ

今回は「【2023.10.9週のFX為替展望】ファンダメンタルズ・金利・テクニカルからみた市場の振り返りと次週展望。」について書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。

”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ

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今週の振り返りと後追いファンダによる来週展望

通貨強弱、ファンダメンタルズ、サイクル理論でみた今週の振り返りと来週(これから)の展望をまとめていきたいと思います。

これまでの流れからこれからをシナリオだてていくという癖を付けて流れに乗っていくためです。その場その場の切り取りも良いと思いますが、流れに乗って行きながら切り取る方が優位性があるのではないかと思っています。

通貨強弱

サイトはFX-Laboさんの→ Fx-labo

今週もドルが底堅い印象を受けました。確かに金曜最後は金利が落ちてドル安に傾きましたが依然としてドルは弱くなる要素があまりないですし、通貨強弱をみてもそこまで売られておらずむしろ買われています。

円は金利の上昇にともない、円買いに振れています。ドル以外の通貨で対円はかなり上値が重い展開ですね。

オセアニアは経済状況、そして金利の据え置きなどが響いているのか買われていませんね。

※通貨強弱は中でも最も重要なコンテンツで、FX(為替)をトレードする際には強いものと弱いものを探して取引する(トレードする)ことがとても重要で、為替トレードの根本となります。それが分かっているだけで優位性が変わってくるので、そちらを意識しながらレポートを書いていきたいと思います。

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FXファンダメンタルズのまとめと来週の展望(後追いファンダ)

市場レポート

<米国市場>

今週は雇用指標に荒れた週でしたね。JOLTS求人、ADP雇用、雇用統計と大きく上下に振られた形になりました。

ISM製造業が底打ちしたかという形を取っており、景気はここから回復基調のようにみています。しかし非製造業は予想通り、そして前回より鈍化として弱さをみせましたね。ただそのあとの今週の雇用統計は予想よりかなりの上振れを見せ、米経済の盤石ぶりを見せた形になりました。

雇用統計発表直後はそのインパクトによりドル買いが進みましたが徐々に落ちつき、結果的に売られて終わったその中身を見てみると、賃金が減速傾向にあり、その内訳に注目が集まりました。パートタイムの雇用がここ3ヶ月で上昇を見せていること、正社員が減少傾向なことを市場は懸念したのだとおもいます。その後の金利の低下を招く結果となったとみています。

もちろん全体としての労働参加率が上昇していることにより賃金の落ち着きとも取れると思いますが、この参加率が家庭での貯蓄に起因しているのかどうかはまだはっきりしない。切羽詰まっている状況での働き口を探している状況なのか、賃金上昇での労働意欲なのかはまだ分からない所です。

この賃金に関してはADP雇用の内訳をみても賃金の増加率の鈍化を示していることから、今後も賃金に関しては鈍化が進んでいくのではないかと見ています。

上記のことから大きく上振れした雇用結果に対しても中身をみるとそうでもないよというのが市場反応だったように思いますね。失業率も横ばいでしたしね。これから雇用が弱くなる前兆のようにもみえますし、ディスインフレが進んでいるという織り込みのようにも思います。

先日ブログにも書きましたが、米国は個人のクレジット消費がまだまだ強い形です。これに連動する小売りはこれに付随してまだ強いだろうと予測されます。どれぐらいかは予測は出来ませんが、結果次第ではインフレ方向に加速する可能性もあります。米国では学生ローンの支払いを復活させていますから、それがどの程度作用しているのかを見る為にも次の小売りは注目したいですね。

とは言え米国市場はインフレが鈍化していることは間違いない。ISM非製造業も徐々に鈍化していますしね。サービスと雇用が徐々に下向いて来ています。ただ経済の底堅さによってその波が緩やかなだけです。現状は物価も高いけど賃金も高い、経済の強さに支えられているというわけです。

去年から利上げを急激にしていて、市場では夏ごろから、これまで上げてきた利上げが効いていないのではと話題になってきています。いわゆる中立金利や実質金利の上昇の議論もその頃からですね。ではインフレを鈍化させるためにまだまだ金利を上昇させるかというと、株式や銀行へのダメージが大きくなるのでソフトランディングを目指しているということだと理解しています。ですからなるべくここからは金利をこのまま触らずに(今の金利のまま)インフレを鈍化させたい、「higher for longer」の道を選択しているように思います。そういう意味ではFRBの思惑通りに進んでいるように思います。

先日のデイリーサンフランシスコ連銀総裁はこの金利高を受けて「これは利上げ一回に値する」と述べ追加利上げはなくていいのではとも発言しています。実質金利は2.5%まで来ていますからね。そういう発言となったのでしょう。

金利の問題もありますが、先に述べた雇用と賃金、そして消費の問題は徐々にこれから表にでてくるのではと見ています。

<為替動向>

各国利上げを停止することを示唆している中、まだドルが金利の引き上げる可能性が残っています。もちろんそれはあと一回あるかないかという所だと思うので、そこまでドル高になるのかというのもありますが、他が利上げをもう行う可能性がないのであればドルにお金が流れるのは自然かなと思っています。

ドル高というわけではないけど買われる、という地合いが続くのではと思っています。このことを考えると、個人的には今はまだ、ドルを買うというよりも売らないという方が負けが少ない気もしていますね。しっかり傾いてから売るという方が良いという意味ですね。

来週は何と言ってもCPIに注目が集まると思います。雇用統計で加熱したインフレ熱がどうなるのか。それとFOMC議事要旨ですね。

ファンダメンタルズのまとめはこんな感じで終わりたいと思います(*’ω’*)

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来週のサイクル考察

サイクル考察はこちら OG@ドル円は友達|note に書いています。よかったらどうぞ。

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また次回もよろしくお願いします(*’ω’*)

では!(‘ω’)ノ

OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。