2025.6.12.米CPI下振れ。米中貿易交渉も概ね合意の報道。市場はリスクオンへ。株は上昇しドルは売られる形に。

ども、OGです(‘ω’)ノ

現在の市場動向をまとめていきたいと思います。出来るだけFXに関係するものをピックアップして書いていきたいと考えていますので参考までに読んで頂ければと思います。

※本投稿は情報提供を目的としており金融取引を推奨する意図はありません。

新型インフレ 日本経済を蝕む「デフレ後遺症」

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米国市場

CPI

今週注目された米CPI消費者物価指数の結果は下振れ。米金利は低下。食品とエネルギーを除くコア指数が4カ月連続で市場予想を下回り、関税によるコスト上昇の顧客への転嫁を企業が抑制しようとしていることを示唆。

CPI結果は前月比 0.1%(予想 0.2% 前回 0.2%)、前年比 2.4%(予想 2.4% 前回 2.3%)

コアCPIは前月比 0.1%( 予想 0.3% 前回 0.2%)、前年比 2.8%(予想 2.9% 前回 2.8%)

食品とエネルギーを除いたコアの財価格は前月比横ばい。新車と中古車の価格はいずれも下落し、衣料品も下落。エネルギーを除くサービス価格は0.2%上昇しましたが伸びは減速。航空券と宿泊費の低下を反映した形となりました。

今回のCPIの内容をみるとトランプ大統領の関税措置による傷がまだ消費者に及んでいないことを示し、トランプ大統領はFRBパウエル議長へ「利下げしろ」とコメント。さらには副大統領まで利下げへ言及し始めました。

しかし関税へのリスクがまだ残っており、「相互関税」または「上乗せ分」が影響してくるのはまだこれから。これにより今後数カ月の間に企業がより大幅な値上げを実施するとエコノミストは予想しており、インフレへの可能性は依然として消えておらず、「今後数カ月にコアの財価格が上昇する可能性は依然として非常に高い」という声も。

インフレ動向についてはPCEが今後控えており、雇用とインフレを引き続き見ることになると思いますが、今回のCPIを受けて市場はかなり利下げへ傾いたように思います。

FF金利については今回のFOMCでは据え置きの織り込みがされており、利上げはないものとされていますが、今後の利下げについては早まる可能性も出てきています。今週はブラックアウト期間のためFRBメンバーのコメントは聞けないですが、FOMCでのパウエル議長のコメントには注目が集まります。

米金利10年債は4.5%で落とされた形です。レンジの中に逆戻り。下げ止まるのかどうか。

ドル円足元はドル売りで下押ししています。レンジでCPI待ちの形でしたしね。CPIの下振れで一気に落ちた形です。米金利と同じような動きをしているので、円安ではあるものの、ドル動向でドル円は動いている流れと見えます。

大きくみればまだレンジの中で動いているだけとも言えるでしょう。市場は新しい材料待ちか。

新型インフレ 日本経済を蝕む「デフレ後遺症」

米中貿易交渉

中国の李成鋼商務次官は10日、記者団に対し、英ロンドンでの2日間にわたる通商協議を経て、中米が貿易の枠組みで合意したとコメント。6月5日の両首脳の電話会談と、先月のジュネーブでの会談で達した合意を実施するための枠組みで原則的に合意したとのことです。

関税についてはトランプ大統領は「米国の関税は合計55%になり、中国は10%になる」と言及。さらに「すべての磁石と必要なレアアースが中国から供給されるだろう」とし、「同様に、我々は中国人留学生が米国の大学に通うことも含めて合意したものを中国に提供する」とコメントしています。

世界市場において大きなリスクであった米中関税問題が一応合意に至ったということですが、これは織り込み済みであったかあまり動かず。ただCPIを受けての株高への動きが強まっていることは確か。リスクオンへ弾みを付けた形か。

本格的な同意は両国とも持ち帰ってからとされていますが、市場では内容に懐疑的な意見も散見されています。

新型インフレ 日本経済を蝕む「デフレ後遺症」

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複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。