ども、OGです(‘ω’)ノ
現在の市場動向をまとめていきたいと思います。出来るだけFXに関係するものをピックアップして書いていきたいと考えていますので参考までに読んで頂ければと思います。
※本投稿は情報提供を目的としており金融取引を推奨する意図はありません。
2025年度最新制度対応版 世界一かんたんなNISAとiDeCoの得する教科書
今週の通貨強弱。
今週は週明けから思ったより円高基調で始まりました。少しずつ落ち着いていったという印象ですが、週を通してもリスクオンの動きの割に円高がしつこくあった印象です。
ドルは反対にドル安で週明けを迎え、米経済指標、FOMCが強く出たことによりドル高へ向かったという形。市場はリスクオン気味に動いていますが、週末は少しそれも落ち着いた印象です。
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4月2日から始まったこのトランプ関税リスクにより、金利安、株安、ドル安の「米国売り」を受けていた米国経済ですが、少し落ち着いた形となってきたか。
ただ現状まだ一番のリスクである米中交渉が始まったばかりとして、依然としてリスクをはらんでいる状況です。米金利も「米国売り」を受けて実質金利の上昇から少し一服し、今度はFOMCなどの経済指標が強まったこともあり金利が反発している状況で、ドルも買われています。
先週も書いた通り、現在米金利はいやすい場所でのレンジを組んでいる形です。どちらにも動きそうな形で、市場もどちらに傾くのか、レンジを抜けるのかに注目しているものと思われます。FOMCもタカに傾いたわけですが、実際はトランプ大統領の動向でリスクオンにもリスクオフにも動く状況。かなり市場はリスクをはらんでいる状況と言えるでしょう。
ただ市場は慣れてくるのが常でもあり、VIXは少し落ち着き下落基調にあり現在は22ぐらいに落ち着いて来ています。ただ報道にもある通り、現在スイスジュネーブにて米中協議が行われているのでこの協議次第でまた大きく動く可能性はあるので注意したい。
今週の流れをおさらいすると、先週末の雇用統計はNFPに関しては強い数字が出ていたにも関わらず結果的にドル安が進んでいきDXYも下落して越週した形です。週明けもドル安傾向でPMIは弱く出たものの、ISM非製造業が上振れしたにもかかわらず上昇には転じなかった形です。ただFOMCで金利は据え置きを決定、そしてパウエル議長のコメントがタカ派であったことで市場は一気にドルの巻き戻しへ。
さらに英国との貿易協定合意(関税10%)が発表されると一段高へとなった形です。そして米国が中国との交渉をスイスで始めると報道があり、その中で対中関税を引き下げる可能性があると語ったことも市場を楽観視させたように思います。
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FOMCでは金利を据え置きに決定。FOMC声明文では、「インフレと失業率が共に上昇するリスクが高まっている」と指摘し、「トランプ米大統領の関税政策により経済見通しが不透明さが増している」とし、FRBがそれらの対応に苦慮していることが浮き彫りとなりました。
Q1GDPがマイナスへ振れたことに関しては、関税前の駆け込み需要が増したことで生産が下がったことなどが要因と見られています。パウエル議長はFOMC後の会見では「トランプ関税の影響に懸念を示しながらも利下げを急ぐ必要はない」とのスタンスを明確に示しました。これにより利下げは必要ない、経済は堅調であるという印象を強めドル安は一服し、ドルの買戻しでドル高に転じた形です。
市場は年内利下げをあと3回織り込んでいる形ですが、利下げ織り込みは後退している形でドル安は少し入りづらい形になるか。トランプ関税リスクはありますが、今後も緩和していく流れになればドル安はやはり一服した形となり、ドル高へのトレンドが出る可能性も高いように思います。
それにしてもパウエル議長はこれまでトランプ大統領へ何か言及することはなかったものの、今回FOMCでは関税についてよく触れていたように思います。外(つまり諸外国)からは当然不信感が強いトランプ大統領ですが、内(米国内)にも不信感が強まっていることを感じます。内外から敵を増やすトランプ政権が国内の国民からの支持率を維持出来るのかどうか。
今週はCPI、PPI、フィラデルフィア、ニューヨーク連銀、ミシガン大消費者信頼感指数などが予定されています。インフレ指標が続く中、インフレがどのように変化しているかは注目ポイントとなりそう。現状FRBも雇用と物価(インフレ)とかなり重視してみており、今回の指標も大きく影響しそうです。
また今週はFRB高官(メンバー)の発言も多く予定されており、FOMC後どのような発言が出てくるのかにも注目です。
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米国との関税交渉が注目されますが、交渉は長引きそう。日本側は主要産業である自動車関連事業に対する関税の引き下げをしない限り交渉は結ばれないのではないでしょうか。そういう意味ではかなり交渉は難しくなりそう。トランプ大統領も名指しで日本を指すぐらいですからね。
日本金利は小動き。上昇傾向にありますが、上値は重いものと思われます。ただ株価も戻りを試し4月2日以前の株価へ回復していることもあり、ここから関税次第でまた動くものと思われます。
日銀が先日金利を据え置きとし、利上げサイクルに少し不安視されていることにより、市場は円安へ振れています。利上げサイクルを匂わせられるかどうかが円の上値を決めていくものと思われます。仮に経済指標の鈍化、特に賃金の鈍化が見られれば利上げへのGOサインは遠のくものと思われます。そうなれば円安トレンド再開となり得る可能性は高い。
現在市場はリスクオフが和らぎ、リスクオン気味に動いています。米国売りも一服していることでここからリスクオンの動きが強まる(継続する)のかどうか。ただまだまだトランプリスクは解消していない中、リスクオフは常に隣り合わせにある状況。米中交渉次第でまた大きく状況は変わりそうです。ヘッドライン、報道には注意したい。
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EUも日本と同様、米欧の関税交渉には時間が掛かりそう。EUは米国との交渉が上手く行かなかった場合、報復関税として約1000億ユーロ規模の追加関税を発動すると表明。こちらもリスクシナリオとなるので注意しておきたい。
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BOEは金融政策決定会合を行い、予想通り政策金利を0.25%引き下げて4.25%にすると発表しました。BOEは利下げはしたものの声明などに変更点がなかったことで利下げへ進展が薄いこと(後退)と市場は捉え、結果的にタカ寄りに織り込んだ形です。
BOEベイリー総裁は会見で「物価と賃金上昇圧力の低下が続いている」とコメントしていますが、実際は鈍化傾向にあるものの、継続して高インフレ、高金利、供給制約などが重しとなり経済は低迷していると言えます。そんな中、利下げの織り込みも後退している現状です。ただポンド高になり切れなかったのはドル安が一服しドル高へ転じたことが要因の一つかと思われます。
条件付きではありますが、米国との関税交渉も日本よりも早い形で終結。⽶英の貿易協定が合意に⾄ったと報道がありました。米国は英国に対し貿易黒字だということもありかなりすんなり進んだ形です。鉄鋼、アルミニウム製品への25%の追加関税を0%とし、年間10万台までの自動車への税率も10%へ引き下げるなど緩和の内容でした。ただトランプ関税でいう、相互関税ベースの10%の関税は残ること、そして英国への姿勢はもともと厳しいものではなかったことで英国との交渉が他国との交渉のベースになるかどうかは少し疑問が付きます。
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ドル円日足です。
ドル円は底を打って反発し上昇トレンドを作るのかどうかの所です。チャート形状では少し下げと反発の時間が対称になっておらず少し時間をかけているように見えます。上値が少し重そうな印象です。
まずは147付近のラインゾーンを越えられるかどうか。そこを抜ければ151.3のライン。そこまで上昇するなら強いトレンドになりそうです。今の所スルスルと151まで上昇する目線にはなりにくいですが、147ゾーンには近く行きそうな形。
ドルの巻き戻しがどれぐらいになるか。リスクオンによって円安が強まりそうなので注意したいですね。
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