2025.10.26.米国は政府機関閉鎖を継続中にも関わらず株価は高値を更新。来週は各国中銀金融政策発表の週に。

ども、OGです(‘ω’)ノ

出来るだけFXに関係するものを主にピックアップして書いていきたいと考えていますので参考までに読んで頂ければと思います。

※本投稿は情報提供を目的としており金融取引を推奨する意図はありません。

インデックス投資は勝者のゲーム 株式市場から利益を得る常識的方法

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市場動向

今週は中銀ウィークに。米国、日本、欧州と中銀による金融政策決定会合が予定されています。事前情報での織り込みは各国しっかりと織り込み済みですが、サプライズはあるのか、その中身(発言)等にも注目したいイベントです。

米国市場

米政府機関閉鎖は継続しており、その影響により指標などの発表がないものもあり相場としては材料を欠いている状況です。現在、閉鎖期間の長さは歴代2位と言われており、その中でまだ閉鎖期間解除の話は出ていません。上院はつなぎ予算案を連日採決しているようですが、議事妨害の阻止に必要な60票に届いていない状況が続いています。

ただその中で米株は堅調で、アップルやGMなどの好材料をもとにS&P500やダウなどは最高値更新しており、株価は非常に元気な状況です。

金利動向で言えば、長期金利は小動き。切り下げてはいますが、4.0%を明確に割って来ていない状況です。FF金利は10月、12月と利下げを織り込んでおり、その影響はどのように出るか。短期金利の一時的な下降になるのか、10年、30年という長期金利をしっかり抑えられるのかがポイントになりそう。ドル離れで債券売りが出ればまた金利は下げない方向にいくのでそれらは確認しておきたい。

QT(量的引き締め)の完了へ

先日のパウエルFRB議長の講演にてバランスシートの縮小(QT)の停止についてもコメントがあり、利下げサイクルの中でブレーキの役目をしていたQTを停止することで、一気に緩和方向へ向かうことも好感されており、株価への好材料とされているように思います。

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日本市場

日本市場は高市相場とも言われており、かなりイケイケの展開です。高市氏が積極財政を掲げていることにより、円安は大きく進んでおり、株価にも好材料として高値を更新し続けています。(円キャリー再開?とも言われる上昇)

市場はかなり高市氏への期待が大きく、「日本を変えてくれる」という期待が膨らんでいることが伺えます。ただ現在のお祭りのような好感には少し警戒が必要か。「事実で売れ」との言葉があるように、やや期待先行で大きく上昇しているように思います。

ドル円も高市氏が自民党総裁になってさらに上昇しており、円安が支えとなり大きく上昇中。153円にも届くほど円安が進んでいます。インフレ、賃金が大きな問題とされる中、行き過ぎた円安をどう止めるのか。積極財政を目指すにも、インフレが行き過ぎると大きな問題となりそう。このかなり難しい局面をどう乗り越えるかに注目が集まります。「責任ある積極財政」の進捗が気になる所です。

日銀は今月末の日銀金融政策決定会合で、金利の引き上げを期待されていましたが、事前の報道ではおそらく据え置きになるのではないかとされています。サプライズがあるのかどうか。前回当ブログにて、「利上げは避けられない」という意見を記しましたが、現在の市場の動きを見るに個人的には早めにやって、もしそれがあまり得策でなくてもあとで修正(もしくは据え置きを長めにとる)するべきではないかと思っています。

どちらにしても日本はまだまだ金利が低い状況にあり、緩和を継続していると言ってもおかしくない状況です。0.25の利上げが大きな問題になるとは個人的には思っていません。どうせ来年利上げするのであれば、市場の混乱を防ぐためにもアナウンスをしながら早めにしていくのがいいのではないかと思っています。

日本の長期金利は高止まりしている状況です。これまでも金利上昇しているものの円安が強く出ており、個人的には日本の金利自体が低過ぎて自然上昇しているのではないかと見ています。

これまで黒田日銀の際にイールドカーブコントロールをして金利を抑制していたわけで、やっと植田日銀となりそれが是正され、徐々にですが「正常化」への道を辿っており、その中での上昇となっているのではないかと見ています。

つまり利上げを行っても上昇はそれほど変わらないのではないかと見ており、賃金が追い付いていない実質賃金マイナスの状況下ですが、株価は好調過ぎるぐらい好調でインフレも強い。この状況下であれば少しぐらいの金利の引き上げは吸収されてそれほど影響を及ぼさないのではないかとも考えられます。ですので、「出来る時にする」という形で利上げする方がいいのではないでしょうか。

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欧州市場

ECB政策金利決定会合が予定されています。市場の織り込みは据え置きとなっていますが、新しい材料があるのかどうか。ここの所ユーロは経済指標も弱いことで弱含みが続いていますが、仮に利下げとなるとさらに大きく売られることが予想されます。利下げしない結果であったとしてもラガルド総裁などのコメントがハトに寄っている場合は注意したいですね。

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英国市場

英国は経済指標等、順調に鈍化しており、インフレはしっかりピークアウトしたのではないでしょうか。ただまだ金利が高すぎるので経済が弱いことを考えると利下げをしていかなければならない中、インフレ再燃が懸念材料。今後も四半期ごとの利下げは変わらないものとみられています。

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複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。