ども、OGです(‘ω’)ノ
こちらの記事では、ファンダメンタルズに特化して、毎週末にこれまでの簡単な流れとそれによる見通しなどを書いていきたいと思います。なるべくFXに関連するものだけに絞って、そして簡潔に書いていきたいと思いますので気軽に読んで頂ければと思います。
それでは٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!
このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。
”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”
今週はこれまでの流れを一気に変えるような大きな円高で進んだ週となりました。ドルは米経済指標が振るわずドル安の流れが出ておりドル円は急落。ただ他の通貨が強かったわけではなく上昇したドルストレートもまだ上値が重い状況です。この流れを来週も汲むのかに注目。
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注目された5月度FOMCが終わりました。金利の据え置きは予想通りでしたがFEDが現状どのように市場を捉えているのか、そして新たな材料があるのかに市場は注意していたように思います。
底堅い米経済が底打ちしそして飛び立つような雰囲気が出ており、市場は利下げへの期待を後退させていました。インフレ再燃をも唱える市場参加者も少なくなく、FRBメンバーの中にも「利下げをする段階にない」とコメントするメンバーもいました。
そんな中パウエルFRB議長は「インフレの進展はみられない」とし、市場のバランスについて「順調」と言及しており、市場の過度な混乱を起こさせないように努めていたようにも感じました。
一時米2年金利は5%を超え、米長期金利も4.7%を超えてくるなど、かなり過熱していたように思います。何度も当ブログでも書いている通り、市場はいつも「過熱しすぎてしまう」のを忘れてはいけません。
FOMCでは、先ほど触れた「政策金利の据え置き」の他に「QTの減額の開始」を決めました。QTに関しては毎月600億ドルの米国債償還額を最大250億ドルまで減額するというものです。引き締めから緩和へ移行していくことを表しています。(市場の予想の多くは300億ほどだろうというものだったので若干のサプライズとなりました)。その分を再投資に回すとも言われているので株式にはポジティブな内容であったでしょう。
インフレを示す一つとしてCPI消費者物価指数があり、2022年につけた9%から現在3%台にまで下がっており、依然インフレは根強いとされていますがこれを見ればしっかりと下がってきているのが現状です。実質金利2%の目標までは遠いかとも言われていますが、今回週末の雇用統計の結果が下振れしたことにより、内容をみてもまた目線は2%へ戻ったように思います。
ただ3%台へ移ってからは横ばいに進捗していることから、現在のFEDの新たに刺激を与えることなく(例えば利上げの示唆など)、「金利を据え置く」という選択は良い選択だったと言えるのではないでしょうか。
先日のパウエル議長のコメントにあった「高金利の維持」についてもその姿勢が伺えます。FOMCの声明文にあった「目標である2%のインフレに対し更なる進展が見られない」という文言にも高金利維持で市場のバランスをみているものと思います。パウエル議長が利上げに対して「利上下をする可能性は低い」とコメントしましたが、一連の流れを見て個人的には「利上げはするつもりはないが利下げもする段階にない」という姿勢が継続であるとみています。
あとで雇用統計についても書きますが、雇用統計が終わって結果は下振れし、一気に市場は弱含みした形となりました。雇用と賃金で下振れしたことにより市場が利下げへ前進し9月利下げへの織り込みが強くなってきました。個人的にはずっと言っているように夏前に利下げが行われるのではないかとみていますが、「データ」を今後も見ていく必要がありそうです。単月の結果ではこれまで強かった市場が本当に傾いているのかわかりませんからね。
米4月雇用統計が発表され、注目された非農業部門就労者数は予想を大きく下振れしました。中身を見ても平均時給も鈍化、労働時間の短縮、労働参加率が横ばいだったにもかかわらず、失業率は上昇したこともネガティブとなり金利低下、ドル売りを誘いました。労働市場は高金利に押し下げられつつあるようです。
それと同じく、ISM非製造業が50を割ったにも関わらず、支払価格が60を超えて急騰したことも注目されたものと思います。市場は傾き、利下げへの織り込みは9月まで進む形となりました。今はまだ強い数字と弱い数字とが混ざった結果を出していますが、ここから本格的に転換するかはデータをしっかり追っていきたい。
今週は円に関して言えば「景色が変わった週」となったことと思います。
先週まで円安一色だった市場。円安以外に取るポジションはなく円買いポジションのトレーダーは損切りラッシュだったかと思います。
ただ今週初めから財務省による介入が行われたものと思います(来月結果がわかる)。円は急騰し今週の為替相場(円相場)はこの介入一色になりましたね。ドル円レートが160円まで政府は全く動かなかったにも関わらず、そこから一気に円は買われ(介入入り)160円から154円まで下げを見せました。ただそのあとすぐに買い戻され158円まで戻してきたのをみると、市場は円ショートポジションを重ねたものと思います。ただそこからまた介入を思わせる動きで上値を追わせなかったのは市場にはかなり効果的でありました。今回の円介入に関して言えば実施されたタイミングもとても効果的だったかと思います。かなり警戒はされていましたからね。その中効果的に介入出来たことはかなり良かったのではないでしょうか。
その後雇用統計などが弱含んだことで週末の151円まで押した動きは通常の相場の流れかと思いますが、それまでの介入のタイミングなどはとても効果的だったかと思います。160の再トライはしばらくないのではないでしょうか。
政府・日銀が狙っているであろう米金利の低下を待つまでの策だとみていますが、今週でドルも売りに傾いていて今の所現在まで過熱していた円安展開に冷や水をかけた形となっています。ただ政策自体はまだ変化はなく、この政策が変わらない限り結局は「緩和」であるということは頭にしっかり入れておきたい。
先日もありましたが日銀植田総裁の発言通り、「円安の基調的な物価への影響はない」といった言葉など円安をけん制しない姿勢は変わっていないということです。一旦は底値、安値を試す展開になるかとは思いますが、長期的にみると円安展開は変わらないものと思っています。
来週はまずはユーロ圏PPI卸売物価指数、ドイツ、フランスのPMIサービス部門購買担当者景気指数の発表があります。そしてBOE政策金利発表(据え置き予想)もありますね。秋ごろと言われている利下げに対して進捗状況がベイリーBOE総裁からコメントあるのかどうか。内容次第ではポンドが振れると思うので会見には注目したい。
米経済で言えば今週の雇用統計が悪かったことから雇用動向には注目が集まっているように思います。雇用、賃金はFRBも注目するポイントであり今後の失業保険申請数や受給数などはしっかり追っていきたいですね。
ドル円4時間足チャート。
チャートをみると急落して一気に下がったイメージがありますが、しっかり今までの抵抗ラインに反応しているのがわかります。ブログでもいつも引いているラインなので今までの流れを追っている人には都度抵抗があった所は分かると思います。こうみると154.85ラインは超えたくない。超えるとまた大きく上昇する流れになりそうにみえますね。154.85より下でレンジを作るのであれば相場が少し傾いて行くかもしれませんね。
来週のドル円の予想レンジは一段下へ、150~155で見ています。(おそらく)介入もありましたが米経済指標も下振れしてドル安展開になったことから利下げに関して前進したこともあり、市場を冷やした形が来週も響くのではと予想しています。
ただ円に関して言えば、緩和政策は変わらず維持されていることから、今の所大きな目線は変わらず円安ベースで動いていくものと思われます。現状の介入によって冷やされた市場の過熱した円安がどこまで落ち着きを継続させられるのか(円高状況が続くのか)に注目しておきたい。米金利が下がってきているので米市場も利下げ後退に偏っていた流れが少し落ち着いた形です。金利差でのドル安円高状況もあるので、そちらも同時に注目して見ておきたい。
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では!!