2024.2.19週 FX為替相場の展望と考察 米金利底堅くドル高基調継続か。円は緩和継続を受けて引き続き円安。

はい、どもOGです(‘ω’)ノ

今回は「2024.2.19週 FX為替相場の展望と考察」について書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。

”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ

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今週の振り返りと後追いファンダによる来週展望

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市場レポート

それにしても今の市場は全部買いが凄いですね。日経も米株も金利も全部高状態。

円安を受けて買いやすい日本株を海外勢が思い切り買ってるような状況です。日経平均が終値ベースでの史上最高値38,915円に迫る高値トライを見せましたが高値タッチとはいかずに持ち越し。時間の問題のようにも思います。

海外のAIバブルに乗っかり日本のIT関連の株も上昇しているのが一つの要因ですが、やはり海外勢からすれば「お買い得日本株」という感じでしょうか。米株も上がり続けており「割高」な米株を買うより「割安」な日本株を買っとけという感じに見えます。日本では最高値と言えど、円安の恩恵がある海外勢からはそうではないですからね。

米株については先程少し触れたAIバブルで株高となっています。その筆頭にあげられるのが今話題のNVDA(エヌビディア)。来週決算があるので注目されていますがそれを待ってた買われるのではないでしょうか。

株に関してはチキンレースかと言われいますが、今の所下げの気配が全然ない。押しはあれど押し込めないほどに買われている状況ではないでしょうか。

米株にしても先ほどのAI関連株、IT関連株は好調なわけで、周りも引っ張られている様子。一時期の超金利高よりは落ち着いているとはいえ、未だ長期金利は4%を超えています。それでも買われている状況はかなり楽観ムードな市場状況下にあると思います。

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米国市場

まずは2/13に発表された米CPI消費者物価指数の数値が強く出たことにより、米金利爆上がりのドル買いが起こり、市場の利下げ織り込みも大きく後退。Fedのドットチャートの中央値と市場との乖離は消滅した形になりました。コアCPIの8カ月ぶりの大幅上昇が根強いインフレを示唆しており、そこを市場は注目した形となりましたね。

利下げの思惑が後退したことによる金利の上昇により大きくドル買いに傾きました。前回の雇用統計から少しずつ利下げの織り込みを後退させてきていましたが、今回のCPIで今までのドル売り(利下げ期待)の流れから一気にドル買いの流れに変わったように思います。

今までが市場の「行き過ぎた織り込み」でしたからね。市場との乖離が埋まり、市場も目線をフラットに出来たのだと思います。ただここからまた強い数字が出るなら、という偏った見方になるのは避けたいため、イエレン米財務長官もけん制するも市場は無反応でした。

次に注目された米小売り売上高は予想を大きく下振れしドル売りに。ただ同時刻に発表された新規失業保険申請数などの数値は横ばいだったため大きな金利下げにはならず、一時的に売られたドルもすぐに戻す形を取りました。

これをみると意外に市場は冷静なのかもしれません。米PPI生産者物価指数では上振れするもドル買いは一時的に終わりました。瞬間は動いても各々一つの指標では方向感が出ない状況になっているのではないでしょうか。

ただ米国はまだFF金利の利下げを早い段階で行うことはないという見方から金利は底堅く推移。現在はレンジ圏内ではあるものの、4.3%付近を推移。抵抗ラインである4.37%を上抜けしてくるのであれば一段上のレンジで推移する形を取りそうです。年末の金利の下げを受けた反発ではなく、しっかりとした金利上昇になるのかどうか。

行き過ぎた金利上昇は利下げから遠のき、それもまた経済悪化の一因になるかもしれませんからね。FRBへの注目はさらに高くなるでしょう。

週最後に発表されたミシガン大指数は弱く出たものの金利自体は下がらず、引けにかけて戻した形で週を終えました。

米経済状況をみるとデータベースでインフレが鈍化していると言え高金利、高インフレが持続している形は継続しており、生活費の上昇が消費者の購買力を圧迫していると言えます。実際住宅市場における購買力の低迷はデータが示唆しており、住宅価格の高騰と金利高が市場を冷え込ませている状況は明らかです。

現在の市場はまだ金利高を許容している状況(経済の強さが示唆)していますが今後は徐々に重しになっていくのではと思います。先ほど触れましたが、株高金利高のこの市場の楽観ムードがいつまで続くのかに注意したい。

あとはエネルギー価格の変動にも注目しています。インフレの際に足かせになっていたエネルギー価格が徐々に下がって来ており、それがしっかりデータにも出ています。こちらの価格変動によりデータの中身も変わってくるので個人的には注目しています。

各国市場

買われない欧州通貨ですが、先に触れたFRBの利下げ観測の後退と、ECBの利下げへの慎重な姿勢が現在ユーロの反発になっているものと思います。ECBはインフレ鈍化を認めるも慎重な構えを示しています。経済が悪い分、利下げをしてインフレ再燃は絶対に避けたいですからね。

利下げに慎重だという姿勢にユーロが買われている状況ですが、一時的なものだと思います。英はCPIの数値が予想を大きく下回りインフレ低下を示唆しており、さらには経済状況が悪く、マイナス成長になる可能性を示唆しており、利下げへ待ったなしの状況です。

日本は財務省の為替介入について言及するも虚しく円にほとんど影響を及ぼしませんでした。ドル円でみてもドル売りがあったこそ下げてはいますが、円単体では買われているとは言い難い。緩和継続の中で為替介入をしても焼け石に水なのはこの2年で市場もわかっていますからね。もちろん無駄ではなく、そこから傾いてまた130円まで戻すことはあるかもしれませんが、基本路線が変わらない限り、円安路線は変わらないことを市場も分かっているということですね。

先週の内田副総裁の発言に続き、先日植田日銀総裁が言及をしていましたが、内田副総裁のものとほとんど同じもので、マイナス金利を撤廃しても金融緩和を継続するというものでした。より一層円安への動きが強まったものと思います。大きな市場の混乱は避けたいでしょうから、いきなりの路線変更はないと思うので、まだまだ円安傾向は続くと思って良さそう。

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来週の動向

来週は月曜は米国市場は休場。実質火曜日からの相場となります。FOMCの議事要旨はありますが材料にはならなさそう。

欧州PMI購買担当者景気指数や消費者物価指数などの発表がありますがどこまで強い数字が出せるのか。

あまり経済指標が多くない週ですので、比較的静かな相場になりそうですね。

為替動向(ドル円)

為替動向は迷うドルと緩和で売られる円とドルベースで戦うよりも円ベースで戦う方が間違いない状況が続いています。

ただ現在は金利差で動くことが多く、結局は米金利に左右されているのも事実です。円は金融緩和を受けて円安ベースで動くもののこれといった材料もなく、円安が底堅くドル円は下がらない。ただ米金利が下がった時にだけ金利差で円が買われるという状況です。

ドル円は底堅く進むことが予想され、他材料がない今、ドル円は下がったら買っておけ状態です。ただ米金利が強い割にはドル円は現在少し上値が重い。少しドル買いが弱いという見方も出来ますね、

ただ売るには材料が欲しい。先日の小売りのようにインフレ鈍化への指標データが欲しい所です。これは良くてあれは良くないというような一喜一憂している場面ではまだまだ転換しないでしょう。今後も金利の動向はしっかり把握しておきたいですね。

ドル円は抵抗ラインを引いてみると、しっかりレンジを作って上昇しています。一度切り上げると戻ってこない所が強さを表していると思います。

来週もこの148.8~151.9のラインの中で推移するとみていますが、月末に向けてどのような動きになっていくか。これといって大きな指標はなかったですが、急な動きに翻弄されないようにしたい。

来週の各ペアサイクル考察

サイクル考察はこちら OG@ドル円は友達|note に書いています。よかったらどうぞ。

また次回もよろしくお願いします(*’ω’*)

では!(‘ω’)ノ

OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。