2024.1.29週 FX為替相場の展望と考察。来週はFOMC。FRBの見解はどうなる?利下げの開始時期や市場動向を探る

はい、どもOGです(‘ω’)ノ

今回は「2024.1.29週 FX為替相場の展望と考察」について書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。

”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ

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今週の振り返りと後追いファンダによる来週展望

通貨強弱

まずは通貨強弱からみていきましょう。

サイトはFX-Laboさんの→ Fx-labo

今週は円が買われて為替的にはレンジを作った形になりました。どの通貨は買われたら売られてとあまり特筆すべき点がなかったように思いますね。指標毎に売買される程度で全体的にもあまり動きませんでしたね。

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市場レポート

米国市場動向

FOMC

来週の注目は何といってもFOMCになるでしょう。色々あると思いますが結局ここが一番の注目ポイントになると思います。

現在の指標結果などをみてみると確かに3月利下げの織り込みが強いのも理解出来ますし、そうでなくても早期利下げの声が大きくなるのも頷けます。

ただFEDとしてはもう少し様子をみたいのが本音でしょう。利下げをしてしまえばその流れが出てくるので後戻りが出来ない。そうなる前に現状維持の金利で様子を見たいのではないでしょうか。

現在話題にのぼっているのが、QT(国債などの保有資産を減らす、いわゆる量的引き締め)との兼ね合いについて。BSの縮小の減速とそのタイミングなどが話されるのではないかとされています。ただそのQTに関してもFEDは慌てていないように思います。焦っていない。その姿勢がFED高官たちのコメントからも受け取れます。

今回のFOMCでのパウエル議長としてはいつものようにバランスをとる会見になるのではないでしょうか。ただ前回のFOMCで意外とハトだったこと、そして現在の米国のインフレ状況を見る限りタカ派の発言にはならないだろうと見ています。市場もそれはわかっていると思うのでどの塩梅でパウエル議長が話すのか。あまりハトに寄ってもまた3月利下げ論が強くなり急激な金利低下を招く可能性もありますからね。

ここまでのデータをみてみるとインフレ低下はしっかり表れており、これらのデータをもとに利下げへGOでも良さそうですが、おそらく様子見するでしょう。この辺が市場とFEDとの姿勢の違い、乖離を感じます。FEDには余裕がある感じに見えますね。急がないという姿勢が見られます。確かにそれが急激な金利の低下を防いでいると思いますし、市場に引っ張られていない強い姿勢にも見えます。

それほどに米国の経済状況は強い。底堅い。堅調。どの言葉も当てはまるものと思います。そのためリセッションにはならずソフトランディングをどのようにするのかに焦点が当たっているかのように思います。そのためFEDはそれらをどのように行っていくかだけを考えているように思います。急がずやり過ぎないということに注意している感じに見えます。

FOMCが注目されているのはもちろんですが、来週は同週に雇用統計が行われます。JOLTS求人、ADP雇用、雇用統計とインフレ指標と雇用統計は最近の指標で一番動く指標となっています。

米経済市場

経済は個人消費が好調で底堅く推移しています。先ほども書きましたがインフレは低下しておりしっかり鈍化している流れがみられます。

GDP統計とPMIは好調さが目立ち、昨年第4四半期のGDPは市場予想の2%に対して3.3%という結果に。それを支えていたのも個人消費の強さに裏付けられたものだと感じます。

上記FOMCの所でも少し触れていますが、市場は3月FOMCでの利下げを50%程織り込んでいる状況です。現在は年内5回の利下げを織り込んでいます。市場ではこの織り込みにかなり傾いており、中央値3回の利下げを示しているFRBとの乖離を生んでいます。

現在インフレ値がしっかりと減速の道を進んでいます。これが振れない限り市場の織り込みは揺るがないものだと感じます。インフレが鈍化したまま利下げをすれば実質金利が重しとなり経済が悪化することから、それは避けるとみられているので、インフレが鈍化した中でFF金利を維持することはないと市場が織り込んでいることが理由とあげられます。

先日のPCEでは鈍化がみられインフレは低下しているのが示された。そうなるとインフレ低下→金利据え置き→実質金利上昇を防ぐためにFF金利は下げるだろうということになります。この考えがある限り市場は織り込みを緩めないだろうと見られているわけです。どれだけ経済指標が強く出てもインフレ値が上昇していない限り、市場の織り込みは変わらないということになります。

ただ実際のFRBのスタンスは「利下げはまだ」のスタンスを取っているようにもみえます。先ほど書いたように様子見を続けるだろうという見方がされています。経済は底打ちし上昇していますからね。ソフトランディングをしっかり目指せるのかどうか。今回のFOMCでのパウエル議長が何を語るのか、金利の面でも重要となってくるものと思います。

その他米国市場動向

1/23、大統領選挙の予備選挙がニューハンプシャー州で行われ、注目された共和党ではトランプ氏が勝利した形になりました。第二候補にはヘイリー氏があげられ、トランプ対ヘイリーの構図になりそうです。

依然としてトランプ氏の人気は衰えておらず、トランプ氏有利の声が多いなか、大統領選挙はバイデン大統領対トランプ氏の再選になりそうと言われています。

スーパーチューズデーと呼ばれる3/5までにもまだ予備選挙がありますが、早々に決着しそうな流れです。

欧州市場動向

今週はECBの政策金利発表が行われました。ECBの利下げに対する市場の織り込みも強いものとなっています。現在4月の利下げを市場は織り込んでいますが(80%)、ラガルド総裁は会見で「利下げは時期尚早」「夏ごろに考えている」などと利下げへのけん制の発言をしていますが、市場は全くそうは思っておらずハト派に受け取られ、逆に7月までに3回の利下げを織り込んでいるほどです。

おそらく欧州も米国と同じくインフレ鈍化が示されており、現在据え置きにしているFF金利によって実質金利が上昇していることが考えられます。そして米国経済は非常に強いのに対し欧州経済は弱く低迷しています。その面からみてECBは早く利下げするべきと市場は判断しているのではないでしょうか。

市場の織り込み通り利下げへ傾くなら米国よりも早くそして強く利下げをすることが考えられます。欧州経済が弱いにもかかわらず株価が上昇しているのもこれが起因しているのではないでしょうか。ECBが注目している賃金の動向がどうなるのか。市場が強く織り込んでいる利下げへのタイミングは賃金の動向に強く関係してくると思うのでそこに注目しておきたいですね。

そして来週はBOEの政策金利発表があります。他国、米、加、欧が金利据え置きをする中、どのような動きを取るのか。据え置きであると見られていますがどうなるのか注目です。

日本市場動向

1/23日銀による金融政策決定会合の結果が発表され、金融政策の現状維持を決定しました。物価の見通しについて文言が少し変わっていたこともあり一時的に円は買われたように思います。原油についての記載もありエネルギー価格について注目していることがわかります。

ただやはり注目は、2024年度の物価見通しが下方修正されたということではないでしょうか。

日銀は春闘へ向けて賃金と物価の好循環が強まっていくのかを確認したいと言及していましたが、やはり春闘を一つの区切りのタイミングとして考えていることが伺えました。市場では春闘がマイナス金利の解除のタイミングと考えられており、そこへの期待も見えます。

金利に関して言えば昨年の10月末の日銀政策決定会合にて期待が高まり1.0%近くまで金利が上昇したのを最後に現在は落ち着いています。期待感が薄れているとも取れるでしょう。今後もマイナス金利の解除、金融緩和の撤廃が日銀動向について回る文言だと思います。そのために発生する問題、金利上昇することによる国債の価格の下落などをどうするのか。現在はマイナス金利の解除の際のYCCの継続などが言及されており、金融緩和は続けていくとの見方をされています。

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為替動向(ドル円)

ファンダメンタルズでみれば今後も円安に引っ張られていくように見えるドル円。日本の政策に変化がなく、緩和を続ける経済姿勢に円高を期待する投資家はいないと思います。

チャート的には上値が重そうにも見えますが、一回上抜けすればその目線も崩れ大きく上昇する可能性もあります。

米金利が下がってきた時だけは少し注意したい。金利差が埋まり円が買われる形になりますからね。

基本的には落ちたら拾えのチャートです。米金利が下がった時だけ気を付けたい形です。この149手前を上抜け出来るのかどうか。あまり時間をかけると売りに傾く市場心理もあると思うのでどのタイミングで抜けるのかには注目しています。

来週の各ペアサイクル考察

サイクル考察はこちら OG@ドル円は友達|note に書いています。よかったらどうぞ。

また次回もよろしくお願いします(*’ω’*)

では!(‘ω’)ノ

OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。