2023.9.4週.FXファンダメンタルズとテクニカルで見通す来週為替展望。米雇用統計、ISMを終えた市場動向をみる。

はい、どもOGです(‘ω’)ノ

今回は「2023.9.4週.FXファンダメンタルズとテクニカルでみる来週為替展望」を書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。

”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ

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今週の振り返りと後追いファンダによる来週展望

通貨強弱、ファンダメンタルズ、サイクル理論でみた今週の振り返りと来週(これから)の展望をまとめていきたいと思います。

これまでの流れからこれからをシナリオだてていくという癖を付けて流れに乗っていくためです。その場その場の切り取りも良いと思いますが、流れに乗って行きながら切り取る方が優位性があるのではないかと思っています。

通貨強弱

サイトはFX-Laboさんの→ Fx-labo

通貨強弱チャートをみると、今週は米ドルが弱い週に。ドル円でみても週初め147へ乗せる動きをしましたがそれ以降はずっと切り下げていましたね。ドルストレートでも弱い形でした。

欧州通貨は強弱入り乱れる形に。経済がやはりまだ下向きなのが原因か。インフレに対しての政策金利の引き上げにこの所ハト派な態度が目立ちますね。中々通貨としても強くなれない。

オセアニアは深い関係がある中国の経済状況が悪化しているのにも関わらず堅調さを維持。経済も強く利上げこそ停止が話されていますが通貨の弱含みにはあまりならない状態ですね。ただ対ドルでみてみると、通貨強弱の表のような強さは見られない。あまり値幅もないですし、上にチャレンジする形にもまだなっていないですね。これまで売られ続けていたのがこの所止まった、というような印象で買われている印象ではないですね。

ではファンダメンタルズを元に今週の振り返りと来週の展望を少し書いていきたいと思います。

※通貨強弱は中でも最も重要なコンテンツで、FX(為替)をトレードする際には強いものと弱いものを探して取引する(トレードする)ことがとても重要で、為替トレードの根本となります。それが分かっているだけで優位性が変わってくるので、そちらを意識しながらレポートを書いていきたいと思います。

ただこちらのブログでは主に「ドル」目線で書くことが多いです。「ドル」に対して他の通貨がどうか。「ドル」がどのような動きをしているのか。そういう観点から見てもらえると見やすいのではないかと思います。

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FXファンダメンタルズのまとめと来週の展望(後追いファンダ)

市場レポート

今週は先週のジャクソンホール会議からの流れを受け、ドルはそこまで強くありませんでしたが日銀の緩和姿勢での円売りでドル円は上昇した形に。

その流れから週初めもドル円は上昇。今週は市場が気にしている雇用を中心とした指標が多くあった週になりました。つまり政策金利を占う上で注目の週だったと思います。パウエルFRB議長はインフレ率を2%に低下させるためには雇用、労働市場の鈍化が必要だと言及しており、 今週の雇用データはそれを見るのに重要なデータであったと思います。

JOLTS求人は予想をかなり下回り、そして前回分も下方修正。去年のピークの時におよそ2.0だった求人件数は1.5まで低下しています。離職率も低下しており、転職者の減少が見え、「順調」に鈍化していると言えます。

ADPは「当てにならない」と言われていますが、前月からどうだったというものと、賃金には注目していました。結果は予想より大幅に下回り17.7万人(予想19.5万人)となりいつも結果よりも低い予想の数値よりさらに下回った結果となりました。ただ前回分が上方修正されていましたね。

そして次に賃金についてですが、中身をみると去年の同時期よりも伸び率が低い。インフレは底堅くまだまだ強い。ただしっかり鈍化していることがわかる結果となりました。つまり転職してもそれほど賃金上昇を見込めない→転職者が減少する兆しに?というJOLTSの結果と同じ流れが見えてきます。

大きな注目を集めた雇用統計。JOLTS、ADPと指標データの悪化が続いており、「当てにならない」とされるもあまり良くないのではないかと予想されていましたね。

失業率と平均時給の軟化により、インフレ減速への期待から利上げ見込みが一時的に後退する形に。ドルも一気に売りへ傾きドル円は144.5まで下落。

ただそのあとのISM製造業の発表にて数値が予想を上振れして為替(ドル)は大きく反発。ドル円も反発して全戻し以上に戻りを試した形です。中身をみるとそこまで大きく盛り返したという感じでもなかったですがポジティブサプライズになった 模様。個人的には思った以上にドルが買われた印象を持ちました。

来週の市場の反応を見ながらとは思いますが、それでも指標(データ)の内容を見れば順調そのもの。おそらくFRBの思い通りに事が運んでいるようにも思います。9月FOMCでの政策金利についても据え置きで市場はすでに織り込んでいます。市場の関心はもはや利上げをあと1回なのか2回なのかではなく、利下げをどのタイミングで行うか、のような気がします。それについてはまたデータを追っていくことになることでしょう。

金利

<米金利>

米2年金利。何度も高値アタックをしている状況ですが、政策金利の利上げ見送りの織り込みもあって下落。一服している状況です。まだ上昇するのは想定内としていますが高値を大きく超えるとはみていません。

米10年金利。先週の高値アタックを背に下落していますね。昨日のISMで上昇していますが落ち着いた形に見えます。

米30年金利。こちらも10年金利とほぼ同じ動き。現在下降から反発した形です。政策金利の据え置きが織り込まれている中、長期金利の動向は注目されていると思います。

ジャクソンホール会議で無風だった長期金利は下がり、昨日のISMで上昇していますが、ここからはそこまで金利が高値アタックをする材料もないような気がしています。30年金利がまたレンジを作るのかどうか。もしくは下がっていくのか。そこに注目していますね。

<日金利>

日10年金利。注目している日金利ですが、0.655を下回って推移。米金利との兼ね合いで円買いが起こったりしていますが基本的に円安です。ジャクソンホール会議でも日銀植田総裁は緩和姿勢を再度強調した形になっており、円が弱含みを続けています。

ただ個人的には円高というよりも、金利はまだ上がる予知があると見ていますので、動向としてはやはり0.7を目指していくのではないかと思っています。ただもちろん指値オペでの金利の引き下げはあるのでその辺は常に注意しておきたい。

来週市場動向

来週月曜日は米国、カナダは休場です。大きく動くのは火曜日からになるでしょう。ISMの結果で大きく反発したドル買いがトレンドを作るのか、それとも売り優勢で動いていた市場に戻るのかに注目しています。

指標も色々ありますが、やはり注目はISM非製造業景況指数。金曜日のISM製造業指数は反発しポジティブな結果でしたけど非製造業はどうなのか。

そのほかユーロ圏PMI、PPI、そして米ベージュブックなどもあります。ブラックアウト期間を前にして、一つ一つの指標に敏感に市場は反応しそう。先週の雇用もそうですが、データは底堅いものの、しっかり軟化しています。経済指標がここで持ち直してくるのかどうか。9月のFOMCでの政策金利の引き上げは据え置きで織り込んでおり、どんなデータ結果が出ても今回はスキップするものと思いますが、強いデータが出た時は市場の動向には気を付けたい。特に個人的に一番気にしている米金利には常に注意したいと思っています。

ファンダメンタルズのまとめはこんな感じで終わりたいと思います(*’ω’*)

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術

FXサイクル理論でみた環境認識と来週相場展望

やはりドルストレート、クロス円ともにサイクルの把握が難しい相場ですね。ドルストレートに関してはユーロ、ポンド、豪ドルを中心に見ていますが綺麗にサイクルの弧を描かない。中々上がって行かないことで測りにくい相場になっています。

そのユーロドルですが、4HC起点を迎え、現在33本目でカウントしていますが、上昇が弱い。前回4HC高値を超えてこないことから、先週から引いていたMC起点ラインがこの区切り(縦赤線)ではなく、4HCをもう一つ取っていくのかもしれないという見方を今はしています。そうなると現在4HC起点。ここを割ると一段下となります。

ユーロ円4HCは43本目で引き直しています。MCをみるとまだ後半に入ったばかりですからもう一つ4HCを刻みそう。そして難しいのはユーロ円も他のクロス円とズレています。ポンド円とはほぼ同じですが、豪ドル円とはサイクル本数が違いますね。触りづらい形です。

豪ドル円は4HC63本目で陽線出ているのをみると新サイクルの可能性もありますね。ユーロ円とは少しズレています。ただMCの本数は同じです。大きく見ていくのが良いかもしれませんね。

ドル円は4HC42本目です。ただMCがボトムの時間帯に入っているということで、対円のドル円クロス円でみてもバラつきが見られ難しい形です。

昨日の陽線が来週どのように作用するのかに注目しています。短縮で次のサイクルへいくのか、それとも戻しを試すのか(4HCボトムへ)を確認したいですね。

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サイクルから見た強弱関係

先週に引き続きドルストレートは中々上がってこれない期間が長く続いています。ドルが底堅いのと、他の通貨が売られているという側面があると思います。

クロス円も弱い円に支えられているだけでどの通貨も今週はトレンド出ずにレンジを刻みました。取引の中では、この主要通貨の中で特にどの通貨が強かったというのはないように感じましたね。

ドルは単独でみるとそこまで強くないですが、消去法で来週も強い通貨となりそう。

ユーロドルをみても押されていて中々上がれないのをみると、起点を迎えたと思っていたMCはやはり「まだ」で、起点までにもう一つサイクル(4HC)を刻みそうだなとみています。もちろんまだ起点を割っておらず耐えていますので底堅く推移すれば一気に上昇ということも考えられるのでSは気を付けたいという目線ですね。

強弱予想を敢えてするとするなら、ドル>ユーロ=円のような感じになりそうだな~とみていますね。

サイクル考察は以上です(*’ω’*)

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また次回もよろしくお願いします(*’ω’*)

では!(‘ω’)ノ

OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。