2023.8.28週.FXファンダメンタルズとテクニカルでみる来週為替展望。来週は米雇用統計に注目が集まる。

はい、どもOGです(‘ω’)ノ

今回は「2023.8.28週.FXファンダメンタルズとテクニカルでみる来週展望」を書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。

”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ

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今週の振り返りと後追いファンダによる来週展望

通貨強弱、ファンダメンタルズ、サイクル理論でみた今週の振り返りと来週(これから)の展望をまとめていきたいと思います。

これまでの流れからこれからをシナリオだてていくという癖を付けて流れに乗っていくためです。その場その場の切り取りも良いと思いますが、流れに乗って行きながら切り取る方が優位性があるのではないかと思っています。

通貨強弱

サイトはFX-Laboさんの→ Fx-labo

通貨強弱チャートをみると、今週は欧州通貨が共に弱かったですね。特にユーロは全く買える形になりません。円も緩和政策で円安方向に振れていますね。ドルは今週も底堅く、そして堅調さを見せました。欧州通貨の受け皿にもなっているようにも思います。経済格差で押し出されるようにドルを買う地合いに思います。

オセアニア、特に豪ドルは先週あたりから強さが戻ってきた感じがします。中国経済が下振れしている中、豪経済は堅調で底堅く推移しているものと思います。ただトレードする印象としては、やはりまだ弱さを感じます。ドルストレート、クロス円共に、買っていきたいけどあまり買える地合いに感じないのが印象です。その辺が通貨強弱とのギャップに感じます。

ではファンダメンタルズを元に今週の振り返りと来週の展望を少し書いていきたいと思います。

※通貨強弱は中でも最も重要なコンテンツで、FX(為替)をトレードする際には強いものと弱いものを探して取引する(トレードする)ことがとても重要で、為替トレードの根本となります。それが分かっているだけで優位性が変わってくるので、そちらを意識しながらレポートを書いていきたいと思います。

ただこちらのブログでは主に「ドル」目線で書くことが多いです。「ドル」に対して他の通貨がどうか。「ドル」がどのような動きをしているのか。そういう観点から見てもらえると見やすいのではないかと思います。

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FXファンダメンタルズのまとめと来週の展望(後追いファンダ)

市場レポート

為替で言えば今週注目されていたのはジャクソンホール会議。何を話されるか、どういう指針を示されるかに注目が集まりました。結果的にはパウエルFRB議長からは特に目新しい議題はなく、ほぼ無風の印象を受けました。

パウエル議長は会議の中で、インフレ抑制姿勢を改めて強調。足元ではインフレ鈍化傾向が見られるものの物価水準は依然として高いと指摘し、今後の利上げについてはいつもの「追加利上げについては適切な場合に実施する用意がある」と言及し、「データ次第」を強調した形になりました。インフレ深刻→利上げという構図から、為替はパウエル議長の利上げ発言に反応しドル高へ。円安とも重なり146円台へ。

そして市場が注目していた自然利子率(r*)についても言及し、「FRBは金利の中立的な水準が正確にどの程度であるかを定めることは出来ていない」としこちらも明言を避けた形です。今この議論をする理由がないということかなと受け取りました。

ラガルドEU総裁の発言もありましたが、こちらは特に新しい情報なく無風に終わりましたね。

金利

<米金利>

米2年金利。またもや高値アタック。この所の金利上げで短期金利も動いています。米国の政策金利の引き上げの議論もあったので上がったのは不思議ではありません。ただどこまで上がるかと言われれば限定的にも思います。

米10年金利。

米30年金利。

長期金利である10年、30年は同じように推移。ジャクソンホール会議では無風だったのがわかります。ただどちらも高値圏です。FRBとしては短期金利はFF金利のターミナルレートが見えてきています。あと1回は利上げを示唆していますが、それでも1回か2回。どちらにしても先が見えてきています。そのため短期金利が上昇することは想定内。先週のブログでも書きましたが、これからは長期金利の動向に注目をするのがいいと思っています。

パウエル議長が言及した、「追加の利上げをする用意はあるが、すぐには利下げをせず長く据え置く」という文言から、利上げをストップしてもすぐに利下げへは移らない。そこで重要になるのは長期金利だから、というわけですね。

<日金利>

日10年金利。先週ブログで書いていた0.655を抜いていく形になりましたね。0.7ぐらいまでは個人的には見ています。チャートは高値0.68で引いていますが個人的目線は0.7に置いていますね。ただ短期足でみるとここから上がる下がるで円の動向を見ていくのはとても有効ですね。金利動向が今現在の為替市場とのリンクを感じられます。

来週市場動向

来週はPCE、雇用統計、ISM製造業景気指数が控えています。米のインフレが鈍化しており、失業率もかなり低い。またここでインフレ再加速する可能性もあります。FRBが注目している雇用、そしてインフレの動向を知る指標なので気を付けたいですね。

EUの消費者物価指数(HICP)も指標がありますね。先日発表されたPMIでは製造業が低いのはいつものことですが、サービスまで下振れしてきています。EUの金利引き上げ姿勢は変わらずも、以前のタカ姿勢はそれをほどありません。米国と違い経済の弱体化によりインフレ優先にすべきか、景気を優先すべきかという選択に迫られているものと思われます。

これまでの流れを見れば米雇用統計はそこまで弱い結果が出にくいのではと思われますが、しっかり確認していきたい。次回9月でのFOMCでは政策金利の引き上げはスキップ(据え置き)されると予想されていますが、それを左右するためのデータですので注目です。どちらと予想するのではなく、しっかり流れが出た方に付いて行く、流れが出なければスルーもいいと思います。

最近の為替はあまり方向感乏しく、トレーダーとしては触りにくい日が続いています。無理して触らず、休むも相場と割り切ってしっかり流れを見極める時間にしても良さそうです。短期トレードであればテクニカル通り入るのは良いと思いますがそこまでの優位性もあまりないのが現状です。ボラティリティも埋まらない(ボラトレード)ので個人的には期待していない相場になっていますね。サッと抜いて終わりというトレードはまだ続きそうと思っています。

ファンダメンタルズのまとめはこんな感じで終わりたいと思います(*’ω’*)

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FXサイクル理論でみた環境認識と来週相場展望

先週、サイクルや相関が戻ってきたかと書きましたがまたバラつきが見え始めてきました。サイクルトレーダーからするととてもやりにくい相場ですね。個人的にはほとんど入らない相場が続いています。短期の流れで取っていくような形です。あまりスイング出来る形もなく優位性に乏しい気がします。

サイクルが揃わない時はほとんどトレードに参加しないようにしているので、また揃ってくれば本格的に入っていきたいなと思っています。

ドル円サイクル

PC6本目、MC30本目、4HC④12本目

PCをどこで区切るのかにずっと悩んでいますが、ドル円の高値を150円ぐらいとすると、月足の週足サイクルは一度区切るのが良いのかなと。今回のサイクルが綺麗なラウンドトップになっていくんじゃないかなという風に見ています。

MCは30本に到達。終盤に向かってまだ陽線が連続で出ていますが、まだ高値を追うとはみていますが、限定的ではないかなと思います。個人的には152円を超える目線ではないですね。

4HCは始まったばかり。高い位置での移行となり、MCも後半ということから急落には注意したい。ただまだ目線は上ですね。PCが序盤であるように現在見ていますがボラティリティを調整しながらラウンドを刻む(サイクルの弧を描く)ように思います。

FXの環境認識を勉強するならこれ。

ユーロドルサイクル

PC23本目、MC40本目、4HC④99本目

PCは23本目です。通常のユーロドルのボトムの時間帯ですね。PCだけ綺麗(笑)。MCと4HCはずーっと悩んでますね(笑)。そしてずっと目線を間違えるという・・・。

MCは40本目でカウントしていますが、前回が大きく短縮。これが気になりますね。ズレている可能性もまだあります。読みづらい。日足単位でみると安値を切り下げてしまいましたが、高値も切り上げていることからPCのボトムに向かっているとみています。週足の200smaがまだ強く効いているのではないかと思います。

4HCも変更に変更を重ね、現在99本目。区切りがやはり見えづらい。綺麗にサイクルを刻んでおらず、その時その時のトレンドにすごく左右されている相場に思います。短期足で見るとどこで区切るのかがやはりわかりませんが、MCは40本、MCも23本とボトムの時間帯になっているのでそこだけ気にしておきたい。

先週書いていた日足の三尊が綺麗に決まった形です。ただその三尊で引いたチャネルの下限。

ユーロ円サイクル

PC33本目or4本目、MC20本目、4HC③30本目

PCは2パターンでみています。まだ起点を迎えているのかどうかわからず。ユーロドルと重なるのかなとも見ていますが。

MCは20本目でカウントしています。上昇トレンドが一服した形に見えます。高値圏におり、何度も返されていることからネックは159.4付近。今回の4HCの動向を気にしておきたい。

4HCは30本と、チャート形状も歪ですが、他のクロス円と揃えています。もしかすると4HC起点の下げからの上昇となっている可能性も捨てきれませんが、今の所30本での目線でいます。

先週も書きましたがサイクルが揃い始めたかと思いきや少しまたバラつきが生まれたりと、見えづらい相場です。円安基調ですが注意したい所ですね。

ゴールドドルサイクル

【サイクロン同好会(仮)】2023.8.28週.ゴールドドルサイクル考察|OG@ドル円は友達 (note.com)

サイクルから見た強弱関係

ドルストレートも中々上がってこれない期間が長く続いています。思っていたよりもドル買い地合いが強い印象です。対ドルで綺麗に弧を描いているのはゴールドドルだけかとも思います。ただそのゴールドも思ったより上昇しないことをみると引っ張られているようにも思います。

極端な相場の時、例えばリスクオフやオン。政治的な介入などが起こった時にサイクルのズレが生じます。短期のサイクルではなおさらです。そういう時の「気持ち悪さ」はしっかり覚えておきたい。

何度も言っていますが、サイクル理論は環境認識。それは「やらない相場」を見分けるためでもあります。現在はそれにあたると感じます。

サイクルでみた相関があまり取れない地合いですが、しっかりそれも見極めて相場に参加したい。積極的に入る相場とは思っていませんので、綺麗に揃うのを待ちたいなと個人的には思っています。

サイクル考察は以上です(*’ω’*)

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OGのテクニカルnote

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また次回もよろしくお願いします(*’ω’*)

では!(‘ω’)ノ

OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。