2023.6.15.【FXとファンダメンタルズ】FOMCで金利据え置きも結果はドル買いに。本日はECB政策金利発表。

ども、OGです(‘ω’)ノ

このブログではファンダメンタルズを追いながら、それを先取りして意味を追うのではなく、後追いして流れに乗っていこうということを目的としたブログです。もちろんニュースは最新のものを追っていくんですが、ファンダメンタルズをもとに先読みしていくって難しすぎません??

そこで思い立ったのが「後追いファンダ」。ファンダメンタルズを波で捉えてみようという試みです。テクニカルで言う移動平均線みたいなことをファンダメンタルズでも出来ないだろうか?ということですね。

アナリストにはなれなくても、一番新しい報道に追い付けなくてもファンダメンタルズは読み取れる。そう思ってこの後追いファンダ記事を始めました。

少しテクニカル(と言ってもチャートを少し貼り付けるだけ)も書いていますが、ファンダメンタルズ中心に書いていきたいと思っています!

無敵の後追いファンダで相場に乗ろう!!٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

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”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っています(‘ω’)ノ

生き残るために何が必要かを学んでいきましょう!!

ずっと使えるFXチャート分析の基本 シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方

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【ファンダメンタルズとテクニカル】これまでの流れと本日の見通し

注目されたFOMC前のCPIでは、数値自体はほぼ予想通りでしたが前回よりも下値だったという結果となりドル安に動きました。ただ円安(最近の日経が買われそのヘッジに円が売られる形)が大きく働きドル円は上昇。しかしトレンド内で動いているだけに過ぎず大きくトレンドを作る動意には少なくFOMC待ちとなりました。

注目のFOMCでは金利は据え置きの発表。ただドットチャート(金利予想)の中央値は利上げを「あと0.5」必要としている結果となりました。一度の利上げが0.25だとするならあと二回の利上げが予測されドル買いに。年内の利上げを示唆する形でFOMCを通過しました。

そのあとのパウエルFRB議長の発言でも今回の金利据え置きを「6月据え置きを1回見送りと呼ぶべきではない」とし、「利上げ一時停止は引き締めペース鈍化の継続」と表現しました。インフレ圧力には「長い道のりがある」とし、まだまだインフレを抑えるのに時間が掛かることを発言し、年内のさらなる利上げを示唆しました。そしてさらに利下げにも言及しており、「予測はあまり重視しない、不確実だ」 とした上で、「利下げについては2年ほど先の話」としました。

個人的にはずっと先月の5月の利上げでFRBの利上げは終わりとみていましたが、年内のさらなる利上げが濃厚となりましたね。具体的にいつかは明言していないものの「ほぼすべての当局者が年内のさらなる利上げは適切だと判断」としているのをみると利上げに対して強い意志が感じられますね。

もちろんデータ次第になるとは思いますがこれで年内のさらなる利上げはほぼ確実的になったか。ただ前回のブログで僕の意見として書いていましたが、6月をスキップしたのにも関わらずまた利上げを示唆するのは少し不透明な感じもします。

WSJのニック氏も「6月に利上げし、7月は据え置くという論理は、6月に一時停止し、来月再び利上げするのとは対照的に、国民や市場参加者に説明しやすく、より分かりやすかったはずだ。」としています。ここまで強く年内のさらなる利上げを明確にするならなぜ6月に利上げをしなかったのか。ここが少し不明瞭な点です。

結果的には市場はさらなる利上げを織り込み、今回の「利上げ見送り」はポジティブに捉えてドル買いに傾いています。先ほどの疑問はあれど傾きにはしっかり順応していきたい。ただ今回スキップしたことによりデータが極端に変わってくるときには注意したい。これだけ強気な発言が続いたのですぐに大きく変わるとは思いませんが6月利上げのスキップをしたという結果はしっかりと頭に入れておきたいですね。

本日の重要イベントは、ECB政策金利とその声明、米小売売上高、米NY連銀製造業景気指数、米フィラデルフィア連銀景気指数、そしてラガルドECB総裁発言です。

ECBの利上げについては、前回と同様の0.25%利上げを市場が織り込んでいる形になっています。ラガルド総裁が常に強調しているインフレ率の高さですが、こちらは依然として高い状況。ただ景気の鈍化は進んでおり、リセッション入りの定義となる2期連続のマイナス成長も材料としてあります。かねてより「まだ複数回の利上げが必要」としているラガルド総裁の今後の利上げについての発言に注目したい。

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<DXYと金利>

DXYはやはり緑のチャネルを上抜けられていませんね。綺麗に反発して下降しています。FOMCでドルが買われたにしては上がってこない形ですね。

米10年金利は紫のチャネルのみにしました。昨日のドル買いと同じく陽線をつけています。金利の上昇とドルの動向は比例しており、いつもの形。ただDXYが付いて来ていないのがきになりますね。

<ドル円>

ドル円。朝の形でもリボンは買いの形で上抜けていきました。持ち合いを抜け三尊も上抜けした形です。MCは後半ですがRTになるかどうか。

ドル円は大きくみるとこちらのチャネルか。中々すごい上げ方(;’∀’)。下で入れていないので見てるだけという・・・。

<ユーロ円>

ユーロ円。強いトレンドが出ていますね。リボンもめちゃくちゃ強い形です。とりあえずチャネルでみています。MC後半ですがまだ強いですね。

<ユーロドル>

ユーロドル。大きくチャネルは引いていますが昨日達成した形です。まだこのチャネルが効いているのかは少し様子みたい。小さいチャネルはMの形。ただ大きくなると押し目になりそう。MCはまだ前半の目線。

ではまた次回も読んでもらえると嬉しいです!

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では!(‘ω’)ノ

OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。