2023.5.26.ドル高の流れは継続。今後の米利上げも織り込みドル円はさらなる上昇で140円を抜く。

ども、OGです(‘ω’)ノ

このブログではファンダメンタルズを追いながら、それを先取りして意味を追うのではなく、後追いしていこうというブログです。もちろんニュースは最新のものを追っていくんですが、ファンダメンタルズをもとに先読みしていくって難しすぎません??

そこで思い立ったのが「後追いファンダ」。ファンダメンタルズを波で捉えてみようという試みです。テクニカルで言う移動平均線みたいなことをファンダメンタルズでも出来ないだろうか?ということですね。

アナリストにはなれなくても、一番新しい報道に追い付けなくてもファンダメンタルズは読み取れる。そう思ってこの後追いファンダ記事を始めました。

少しテクニカル(と言ってもチャートを少し貼り付けるだけ)も書いていますが、ファンダメンタルズ中心に書いていきたいと思っています!

無敵の後追いファンダで相場に乗ろう!!٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

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”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っています(‘ω’)ノ

生き残るために何が必要かを学んでいきましょう!!

ずっと使えるFXチャート分析の基本 シンプルなテクニカル分析による売買ポイントの見つけ方

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【ファンダメンタルズとテクニカル】これまでの流れと本日の見通し

<24日分>

各国インフレが抑えきれていませんね。カナダが早々と利上げを切り上げましたが、インフレ値は高いまま。もしかすると再利上げに踏み切るかもしれない状況です。

RBNZは0.25の利上げをしたものの、利上げ打ち止めということで売りに。

各国もインフレのピークを睨んで着地点を探している最中ですが、中々インフレがおさまらない。ECBもまだ数回利上げをするでしょうし、米もパウエルFRB議長が先日利上げに消極的な発言をしたばかりですが、データの数値は高いままであることから6月のFOMCの利上げの期待が高まっています。

先日のPMIも製造業は50を下回りましたがサービス業で一年ぶりの高い数値を出しました。まだまだインフレがおさまっていないことを示したわけです。この中で金利据え置きの結論が出るのかどうか。

イエレン財務長官の発言では債務上限問題で6/1での資金ショートの旨が話されましたが市場はあまり重要視せず。為替は動いていませんでしたしね。

ウォラーFRB理事が利上げについて「6月か7月での利上げを考えている」と発言し金利は上昇、ドルも大きく買われました。この発言でまた一気にドル買いトレンドが強くなった印象です。

ドル円も高値(139手前)で上値重い展開でしたが一気に139を抜いてきました。完全に140を視野にいれた動きのように思います。

注目されたFOMC議事要旨では、「追加利上げについて意見が分かれた」という旨が新しい内容でしたが先週末にパウエルFRB議長が話した内容のものと重なりサプライズはなかったように思います。

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<25日分>

25日はドル買い円売りスタート。24日にドル買いが進み完全にトレンドが出ていますね。ユーロドル、ポンドドルをみると上昇する形には全くなっていないことからドルの強さが伺えます。

クロス円と重ねると他の通貨もそこまで買われていないのがわかります。円は強弱ありますがドル円と比べてみると他の通貨に勢いがないのがわかります。去年を思い出すようなドル一強。これだけ見ただけでもドル買い一択。

東京時間に格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の「AAA」格付けを格下げする可能性指摘と報道が出てドル売り円買いのリスクオフのような形になりドル円も下げを見せました。ただそれも一瞬で、すぐに買い戻されドル円レートは元の場所に戻ってきました。債務上限問題は今の所かなり市場は楽観視しているのではないでしょうか。「デフォルトはない」、そして「格付けも変わらない」ということを織り込んでいるように思います。この場合もし万が一デフォルトや格下げになればかなり大きなネガティブサプライズになるように思います。

ドル買いトレンドに火が付きまくっている状況ですね。債務上限問題でデフォルトはないだろう、FOMCの金利引き上げはまだあるとしてドル買いへ大きく弾みが付いている状況ですね。

米指標GDPは上方修正、失業保険関連(新規申請件数、継続受給者数)も予想よりも好結果となり(新規失業保険申請件数は前回の分も上方修正されています)ドル買い。経済も雇用も安定しているのが伺えます。25日にウォラー理事が「利上げは向こう3週間のデータ次第」と言っていたのがレートに素直に表れた形になりましたね。

NY時間前に、植田日銀総裁は報道機関各社共同インタビューにて発言をしましたが、弱気な発言が目立った印象。物価高を危惧するが基本的には今の政策を維持する方針。一部「YCCを10年から5年に短期化するのも一つのオプション」と述べたことで円買いになるもそこまで為替に影響ありませんでした。ドル円も少し下げましたがすぐに戻る反応を見せました。

先程も少し触れましたが、市場は米金利の利上げを落ち込む形に動いているようにみえます。そして債務上限問題についても楽観ムード。もちろん何か材料があれば動きそうですが今の動きを見てもよほどのことがない限り動かなさそう。ただ「いつ」合意するのかは市場は注意を払っていそうな感じはしますね。報道には注意したい。

<本日>

本日米PCEデフレーターがあります。先日のCPIでは経済鈍化がみられましたがPCEデフレーターで先行指標と同じように鈍化がみられるのかどうか。予想は前回と同数値。上なのか下なのかで大きく変わりそう。現在6月0.25利上げは50%以上と市場は織り込んでいます。まだこのままドルがかわれるのかどうかを占う意味で重要な指標と言えそうです。

<DXYと金利>

DXYは節目とみていた103を大きく超えていき下降チャネル上限(緑)に届きそう。こうなると大きくMの形になってからの下落になるのかな~と。

米10年金利もチャートのように爆上げ中。こんな時にドルを安易に売るのは厳禁。押しをしっかり待って(押しが小さいけど)ドル買い一択。

どちらも見ているのはサイクルで高値を超えるのかどうか。越えなければ下降トレンドの短期の上昇と捉えられます。日足のチャネルなのでそのレンジが大きいですが、しっかり大枠を捉えておきたい。

<ドル円>

ドル円はめちゃくちゃ強い。ようやく140にのせました。現在押しが入っていますが買い場探し。サイクルでも買いターン。MCのTP探しになると思っています。

<ユーロ円>

ユーロ円もばく進中。頭抑えられているので抑えられるパターンとまだ行くパターン。サイクル的には買いターンで、まだまだこれから上に行きそうですけど抑えられる形になるのかどうか。こちらもMCのTPを目指しそう。

<ユーロドル>

ユーロドルはダウンサイクルに入っていますね。サイクル的にもまだ下がありそう。ちょっと角度が悪い。週足の上昇トレンドを崩していくのか。

ではまた次回も読んでもらえると嬉しいです!

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では!(‘ω’)ノ

OG@ドル円は友達

複数事業の経営者で兼業トレーダーです。 ”OGの相関性サイクル理論”をもとに”トレード”という本質を考えて出した答えがこれ。「全てのチャートは全てのチャートのオシレーター」。