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【2023.9.7.FX為替市場レポート】ISM非製造業は上ぶれで金利上昇、ドル買いへ。ベージュブックは材料にならず。

ども、OGです(‘ω’)ノ

日々の市場動向をファンダメンタルズ目線で追っていく、「2023.9.7.FXファンダメンタルズレポート」を書いていきたいと思います٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!

このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。

”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”

これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ

FXでの重要なポイントは？

市場動向と後追いファンダ
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市場動向と後追いファンダ

昨日発表のISM非製造業指数は予想を上回り強い数字を見せました。各個別項目を見ても、注目度の高い「仕入れ価格」や「雇用」を始めとするほとんどの項目で前月を上振れていました。

これらを見る限り、リセッション入りという言葉はどこかへ置いてきてしまったような状況です。いわゆる高圧経済に突入したように感じます。ここから経済が鈍化が進んでも、すぐさま利下げをしてFF金利を下げる未来はないように思います。株価がここまで強い中で金利は下げられないでしょうし、このまま強い経済を維持しつつ、進んでいく方向を見ていく方が良いかもしれないですね。

長期金利は強く、10年金利は4.3％を超えてきました。30年金利も高値に張り付いていて底堅い。短期金利である2年金利も指標で一気に５％へ。

もうおそらくターミナルレートや利上げがあと一回か二回ということが市場の関心ではなくどのようにインフレと向き合っていくかにシフトしていると見ています。ディスインフレを目指し徐々に鈍化している状況ではあるけども、FRBが言う２％には遠い。そして市場も中立金利への引き上げに目が向いているようにも思います。

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日経は昨日も続伸。日銀の高田審議委員が会見でポジティブな物言いをみせましたが、スタンスとしてはまだ「２％の物価安定目標の持続的、安定的な実現にはまだ距離がある」という方のスタンスを変えることはないと見ています。

円は株高もあって円安へ触れており、ドル円は148円手前まで上昇しています。神田財務の口先介入にて円高へ振れましたが持続的な効力はなさそう。一時的にただ抑制しただけにみえましたね。ドル円のレートもNY時間にはしっかり戻しましたからね。

金利の側面からみても口先介入時の日10年金利は「いつもの場所」でしたからね。まだ少し上に振れても余裕のある場所でしたし、いいタイミングだったと言えます。

現在米国市場では政策金利引き上げ最終局面にいます。出来れば日本としては実弾投入での介入は避けたい。口先だけでこのレートを乗り切れればと思っているように思います。為替に左右されないとも言及されていますが、おそらくタイミングをみていると思っています。

個人的なトレードではほとんど介入に関しては気にしていません(笑)。逆に日金利の位置からの指値オペの方を気にしていますね。

世の中は期待値で出来ている。

本日は米新規失業保険申請件数の他、要人発言は多数予定されています。ブラックアウト期間まであと少しということから発言次第で動きそうです。

＜ベージュブック＞

材料になる内容はあまりなく、そういう意味ではハト派寄りの内容だったように思います。上記で書いています通り、利上げの最終局面が来ていることを示唆しているように感じました。

多くの地区で7－8月の経済活動が緩やかだった。観光に対する消費者支出は予想よりも好調。ただ、その他の小売支出、特に非必需品の支出は引き続き鈍化した。多くの地区で新規受注は安定もしくは減少し、工業製品の需要が減退するにつれて受注残は縮小した。複数の地区は、資金調達コストと保険料の上昇により、住宅ユニットの建設がますます困難になっていると指摘。雇用の伸びは全体的に抑制された。雇用は鈍化したものの、熟練労働者の確保と応募者数が引き続き抑制されているため、ほとんどの地区が労働市場の不均衡が続いていると指摘。人件費の伸びはほとんどの地区で高まり、上半期は予想を上回ることが多かった。しかし、ほぼすべての地区で企業は賃金の伸びが短期的には幅広く鈍化するとの予想を改めて示唆。雇用の伸びは全体的に抑制された。雇用は鈍化したものの、熟練労働者の確保と応募者数が引き続き抑制されているため、ほとんどの地区が労働市場の不均衡が続いていると指摘。