はい、どもOGです(‘ω’)ノ
今回は「【2023.9.18週のFX為替展望】ファンダメンタルズと金利でみた今週の振り返りと来週の市場動向を探る」について書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!
このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。
”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”
これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ
通貨強弱、ファンダメンタルズ、サイクル理論でみた今週の振り返りと来週(これから)の展望をまとめていきたいと思います。
これまでの流れからこれからをシナリオだてていくという癖を付けて流れに乗っていくためです。その場その場の切り取りも良いと思いますが、流れに乗って行きながら切り取る方が優位性があるのではないかと思っています。
サイトはFX-Laboさんの→ Fx-labo
今週一週間の通貨強弱チャートをみると、豪ドルの強さが目立っていますね。NZドルも強くオセアニアが割と強い週になったのがわかります。対円でみると大きく乖離がありクロス円はボラティリティが出ましたね。
注目のドルと円は両方とも強くなかった。ドルは底堅さを見せるも週を通してみるとそんなに強くなく、ドル円でみても上にいくが上値が重く、ボラティリティが出なかったように思います。
欧州通貨はかなり弱く、この表の通りポンドもユーロも上昇出来ずにいましたね。対ドルでも全く上昇出来ずに安値を割った形です。
ではファンダメンタルズを元に今週の振り返りと来週の展望を少し書いていきたいと思います。
※通貨強弱は中でも最も重要なコンテンツで、FX(為替)をトレードする際には強いものと弱いものを探して取引する(トレードする)ことがとても重要で、為替トレードの根本となります。それが分かっているだけで優位性が変わってくるので、そちらを意識しながらレポートを書いていきたいと思います。
ただこちらのブログでは主に「ドル」目線で書くことが多いです。「ドル」に対して他の通貨がどうか。「ドル」がどのような動きをしているのか。そういう観点から見てもらえると見やすいのではないかと思います。
<日銀>
まずは日銀植田総裁のインタビュー記事で出た内容について改める考えの記事が出ていましたね。「発言内容と市場のギャップ」を指摘していました。植田総裁のYCC解除について様々なオプションがある、用意があるとの発言を解除に向けてポジティブな解釈になっていた、ということですね。
それは可能性としてはあるけど現実的ではない、というのが今の状況ではないでしょうか。
当ブログでも書いていますが、基本路線は来年春。そこでどうなるかの議論や決定が行われるとみており、現在の状況でYCC解除とはならないのではないかというのが個人的な目線です。
ただ為替レート的にそのような「口先介入」があるのはタイミング的には良いと思っており、注意が必要だと書いていたということですね。
介入に関しては実弾はまだないのではと思っています。時折みせる要人発言における円高にはもちろん気を付けたいですが、実弾介入には至らないのではないかと見ています。ブログ内でも書いていますが、もちろんこのような予想は無意味ですが、意識的にはそういう意識だということですね。
<株>
今週ECBの政策金利発表が行われ0.25の利上げに踏み切りました。その後のラガルド総裁の会見の中で今後の利上げに対する消極的な姿勢から、これで最後かとも現在言われています。米FOMCが来週に控えていますが、米の利上げについても最終局面。株にとって重しであった金利の引き上げが終わるとのことで底打ち、買いにまわり始める時間になりそうです。
米国はまだもちろん利上げを残している状況にはなります。来週のFOMCにてタカ派な材料が出てくる可能性もあります。「タカ派な据え置き」と揶揄されているのを見ましたが、そうなる可能性も十分に残しています。そうなると株を扱うトレーダーには絶好の押し目になる可能性もありますね。
<金利と為替市場>
来週のFOMCにてFRBがどのような見解を示すのか、ドットチャートの行方に注目が集まりますが、先程も書いたように米国も利上げ最終局面なのは間違いない。タカ派なコメントに終始するのか、それともハト派な面を出していくのか、あと一度あるとされる利上げについてのコメントも確かに注目ポイントですが、インフレに対してどのような見解を示すのかにも注目が集まります。
ECBは現状次の利上げについてはハト派な態度を取ったことにより、金利差が意識された円安への流れも終わるのかなとみています。すぐにではないでしょうけども、流れが変わってくるのではないかとみています。もちろん大きく変わるのは米国の利上げが終わった後になるとは思いますが、それでもゆっくりと流れが変わっていくのではないかと思っています。
どこかで米国の利上げ停止ということの織り込みが進むのなら、そこが現状のドル高からドル安への転換ポイントのようにみています。対円に対しても金利差でのウハウハ円売っとけトレードもなくなり、こちらもすぐに転換ではないでしょうが、円高へ舵を切り始めるのではないかと思ってみています。
ドル円でみてみると、ファンダメンタルズとチャートを合わせてみていくと、意識されるのは150円近辺。その辺での転換だと綺麗かなと。米国の選挙も終わり年末での介入からのトレンド転換だととても綺麗な形になると妄想しています(笑)。
欧州通貨、特にユーロに関して見ても、ドル安への転換はしっかりと注目しておきたいですね。金利引き上げを(おそらく)先に終えたECBですが、底をどこで付けるのか。ドル安への転換ポイントがユーロの復活へのポイントと重なることと思います。
まぁこんなに上手くいけばいいですが、実際は転換前はウザレンジを刻むことも多いかと思いますのでここからのポジションには気を付けたいですね。
<米市場>
今週はCPIに小売り売上高、PPI、新規失業保険申請件数、ミシガン大期待インフレ率などがありました。総じてみていくと数値自体は強く、引き続きインフレ高を示唆するものになったように思いますが、その中身をみていくと、エネルギー高によるものとしての内容であることから、実際のインフレは落ち着きを見せている結果と言えるでしょう。ミシガン大の期待インフレ率も順調に下がっており、データ通りと言えると思います。
インフレについてはFRBの思惑通り進んでいると思います。経済は底堅く、ディスインフレに徐々に進んでいる。雇用も少しずつ鈍化している状況です。「求人は絞っている状況になってきたが、解雇にも至っていない」状況は変わらずといった状況に思います。やはり懸念は先程のエネルギー高が今後どのように推移していくかを見ていく必要があります。
来週はFOMCがあります。ブラックアウト期間ですので要人発言はありませんので、FOMCでの内容に注意したいですね。ドットチャートも公開されるので、今後の見通しについてどちらに寄っているのかを確認したい。
政策金利発表については、今回ほとんど市場では議論されておらず、据え置きで織り込み済み。ただ市場の注目はどのような見解なのかだけだと思います。先ほどのと重複しますが、FRBメンバーはどちらに寄っているのか。まだ金利の引き上げに積極的なのかどうか、つまりインフレについてどのような見解がなされているのかに注目が集まっていると思います。
現在の所まだあと一度の利上げについて織り込みされている状況ですが、それが本当にあるのかどうか。どちらかというと以前よりもハトに寄っているのではないかとみています。経済は強く実質金利の話もよく出てくるようになり、インフレを抑えられないということで金利の引き上げに積極的でしたが、金利の引き上げは終わりにしてあとは時間を掛けて落ち着かせるというハト派な意見も出てきています。その辺りをFOMCで確認したいと思っていますね。
<米金利>
米2年金利。5%の値を超えてはきていますが、それほどの強くないような形。長期金利に比べると上値余地があまりないようにも見えますね。
米10年金利。こちらはチャート形状的には2年と同じように押しを付けて上昇中。4.3%を超えてきているのでかなり強い形にはなっていますね。
米30年金利。2年、10年と連動してこちらも上昇中。高値に迫っていますね。
FRBからすると良い形になってきているように思います。超長期金利が伸びていって市場の引き締めを金利を上げることなく出来ればとても良い形ですからね。ここからまた金利を引き上げるのかどうか。やはりFOMCには注目が集まる所ですね。
<日金利>
日10年金利。先週は大きく上昇しましたね。YCC解除がにおわされ、金利が上がった格好。火消しの記事まで出ましたが投資家たちは信じていないのか、下がっていません。中央値とされた0.65からは大きく上昇していることから指値オペがあるのかどうか。ただ為替も高い位置にあります。現在148にて動いていない状況(頭を抑えられている状況)ですが、指値オペが発動すれば一気に150円台は見えてきます。
注目の0.7付近。日銀、財務省がどのような考えでいるのか。来週ここは注目しているポイントになります!
ファンダメンタルズのまとめはこんな感じで終わりたいと思います(*’ω’*)
先週のドル、ユーロ、円の大きな流れはサイクルの相関での考察とあっていましたね。やりにくい相場ではありますが、大きな流れは少しずつ揃ってきているようにも思えます。今週はユーロの復活があるのかどうか。サイクル的にはまだな感じがしますけど、どうでしょうか。ドル>ユーロ=円の動きが変わらないのであればトレンド継続になりますね。金利は高い位置にありますが、ドルが弱まっているようにも感じるので(金利差が埋まってる?)、その辺も気にしながらのトレードになりそうです。
2023.9.18週 ドル円サイクル考察|OG@ドル円は友達 (note.com)
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<ドル円15分足>
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また次回もよろしくお願いします(*’ω’*)
では!(‘ω’)ノ