はい、どもOGです(‘ω’)ノ
今回は「【2023.10.23週のFX為替展望】ファンダメンタルズ・金利・テクニカルからみた市場の振り返りと今後の動向考察」について書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!
このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。
”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”
これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ
まずは通貨強弱からみていきましょう。
サイトはFX-Laboさんの→ Fx-labo
<市場動向>
イスラエルとハマスの戦争への進捗状況が激化することが予想され、週明け月曜から原油や先物が急騰、ゴールドにも影響を及ぼしこちらも急騰しました。イスラエルの地上戦への移行報道により急激にリスクオフの体を見せたように思います。そして注目している米金利もしっかり反応しており、こちらも急騰していました。
ただまだ地上戦へ移行していません。おそらくそれを取り巻く外交を優先しているのだろと予想しますが、いずれイスラエルからガザ地区への地上戦へ移るものと思われます。そうなった時にどれぐらい市場へ影響を及ぼすのか。そしてそれが行われた後、注目になるのはイランの参戦がどうなるのか。原油市場にも大きな影響を及ぼすだろうと予想されます。
ドル円は150円を抑えられる動きに終始し、上にも下にもいかない今着状態が続きました。火曜日に日銀が物価見通しを3.0%まで引き上げるとの報道から、金融政策正常化への思惑が出て、ドル円が急落した動きを取りましたがすぐに戻しが入り、レート的にはもとに戻った形になりました。ただいつ急落するのかという動きからさらにボラティリティが限定的になったように思います。
欧州圏に目をやると、英CPIでは若干ですが予想上振れ結果になるものの、ほぼ横ばいの結果からインフレ鈍化が進んでいることを示唆しました。数値に関しては他国と比べても高く、それを制御することは容易ではないことは想像出来ますが徐々に鈍化していることは間違いないと思います。
ユーロ圏では9月のインフレ率は予想に反して大きく鈍化しており、10月もその流れを汲むものと思われます。ECB理事会が開かれますが、この状況で利上げに動くかどうか。ECBメンバーはこの所ハト派な発言に終始していることもあり消極的な動きになるのではないかと見ています。
米為替市場(ドル)についてですが今週は強くありませんでした。FRBメンバーの先週から続くハト派なコメントが続いており、ドルは弱含み。依然金利は高い位置にありますが、一服といった形になっています。
指標で言えば、米小売売上高の発表では予想に反して上振れ。インフレにおける引き締めを期待されてのドル買いだと思いますが、現状米金利はすでに高く、まだ上昇中ということもあり、FED高官らからの先週からのハト派なコメント通り、金利は十分高いという見解もあることからドル買いも一時だったのかと思います。
それとインフレ指標の一つとも言えますが、住宅関連の指標発表があり、中古住宅販売件数が400万件割れ。予想も低かったことから少しドル買いに振れたもののすぐにドル売りに。買い替えの需要が減っている状況をみるに、市場の落ち着きが見えます。こちらにも金利上昇(ローン金利高)の影響がありそうです。
FRBパウエル議長の会見では、他のFED高官たちと足並みを揃えるように、次回FOMCでは金利の引き上げはないだろうと示唆しました。ただそのあとはまたデータ次第で金利の引き上げをも考えていることを言及し、早急な利上げ停止やまた利下げに対して否定した形を取りました。
現在米国市場は底堅く強いのは明らかだと思います。そしてそれは個人消費によるものが大きい。現在のインフレ指標についても市場はそこに注目しています。そこが揺らぐのであれば米国の経済状況も揺らぐのではないかとみています。逆にさらに伸びるのであれば強固なものとして表されるものとみています。
その中、現在は好調な個人消費ですが、今月学生ローン返済再開などが始まりました。あとはクレジット消費など、少し数値として滞って来ているものがどのような影響を及ぼすのかに注目しています。ただ先の住宅関連で書きましたが、現在はコロナ禍の低金利ローンで家を購入した人が家を売らずにその低金利ローンの支払いをしており、現在の高金利でローンを組み、新たに家を買おうという人が減少しているのは確かな動きに見えます。これらの様々な動きからどのように米経済が推移していくのかを見ていきたいと思っています。
<米金利>
2年金利は5.26%を付けさらに上昇しているものの、FF金利の引き上げ停止となるなら、上昇幅は限定的になるか。
ついに10年金利が5%台に。段々逆イールドが順イールドに近付いてきており、2年金利が上昇一服であるなら順イールドへの回帰は目前か。
30年金利は綺麗に5%を超えてきました。30年と10年の形は綺麗な形になっています。
先週書きましたが、何年ぶりのと言われるような高金利に達ししており、FRBメンバーからもハト派な意見が散見し始めています。だとすると金利の引き上げはもうないのかな~と。パウエル議長は12月以降のはまだデータ次第と言っていましたが・・・。
<日金利>
日10年金利はついに0.86%を超えてきました。1%を目指して上昇しているようにみえますね。市場では10月末の日銀政策会合にて緩和政策がさらに修正されるのではと噂されています。
植田日銀総裁が言う、「賃金の上昇を伴う形で2%の物価安定の目標を見通せる段階に来れば、政策の修正を当然検討することになる」にデータが近づけるのかどうかが鍵になります。現在の物価高の状況に賃上げが付いてくるのかどうか、そこに注目したいですね。
現在少し不穏なのは、株高になっていないのに円高になり切らない。金利上昇に円が付いて来ていないことが少し気になっています。
ただ基本姿勢はまだまだ緩和政策真っ只中です。為替で言えば、「円は売られるもの」の基本路線はまだ変わらず。ドル円で言うと、現在上値が重い状況ですが、仮に金利が1%になれば指値オペがありますから、また円安方向へ動くことになりそう。その辺は注意したいですね。
<来週の指標関連>
来週は英、ユーロ、米でのPMI、豪州CPI、ECB政策金利発表とラガルド総裁の定例会見、あと米PCEデフレーターなどがあります。
他にも多く指標関連がありますが、おそらく金利を引き上げないFOMCを控え、結果を受け市場がどのような動きをするのか注目したいと思います。
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では!(‘ω’)ノ