はい、どもOGです(‘ω’)ノ
今回は「【2023.10.16週のFX為替展望】ファンダメンタルズ・金利・テクニカルからみた市場の振り返りと次週展望。」について書いていきたいと思います ٩(.^ⅴ^.)و Let’s go!
このブログでは「FXを投資に20年先も生き残る」をテーマに相場環境認識を中心にFXにおける気付きを記事にまとめています。
”相場に深入りせず、流れを掴んで乗って行く”
これが負けない秘訣だと思っていますので流れに乗るためにどうするのか、これに絞って取り組んでいきたいと思います(‘ω’)ノ
まずは通貨強弱からみていきましょう。
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フランが買われてユーロがそこまで強くないことから、欧州でもリスクオフ気味で終わったことが分かりますね。
ドルは指標後から買われて行ったイメージがあります。インフレが底堅く推移しているのが背景にあるのでしょう。
欧州組は、それほど強くはなかったですね。これといった材料もなかったので横ばいに動いていたように思います。
<米金利>
まずは金利動向から見ていきたい。
イスラエルとハマスの中東情勢に関しては、週明け原油やゴールドなどが買われた動きになり、リスクオフの雰囲気が出ました。ただ市場全体を見渡せばそれも大きく動いたというだけで、リスクオフだったかと言われれば、今の所そこまでではなく、リスクオフ気味だったという感じがいいかもしれませんね。
米金利はそれにはあまり動きを見せずに、今回の金利の低下はFRBメンバーの発言によるものが大きかったように思います。途端にメンバーがハト派なコメントをするようになって市場は一気にドル安方向へシフトした感じを受けました。
現在の金利の上昇について、利上げ一回分だというようなメンバーのコメントも出ており、米国の利上げは「終わり」を迎えたと市場に織り込みを始めさせ、金利への抑制がみられました。
利上げの有無に関して実際は分かりませんが、メンバーが一気にハト派に寄っていったため、金利状況をみると、10年、30年金利共にかなりの高値圏まで上昇しており、30年は5%へ、10年は5%目前まで来ていました。
そこでのこれらの発言を見ると、「金利上昇はある程度想定内だが、いきなり5%以上はちょっと」、というようにも感じ取れます。
いや、ただの調整かもしれませんけど(笑)。
そうなってくると、もちろんFRBからすると明確な金利ポジションのことは言及ないでしょうけど、このポイントがとりあえずの目安になるのかもしれないと思っています。
先程言った通り、ただのポジション調整の可能性もありますが、そうでない明確なものがある場合、ここはポイントになるでしょうから、注意を払っていきたいなと思いますね。
FRBが市場の安定をどのポジションで見るのかという話にもなりますが、明確なものがない中、金利レートをとりあえずの基準にするのは有効なのではと個人的には思っています。
<米国市場>
インフレが注目の米国経済ですが、米PPI生産者物価指数は総合もコアも予想を上回る結果に。前回もそうだったように、エネルギー高が懸念されていましたがその通りの結果となりました。
米CPI消費者物価指数は総合指数は予想を上振れ、コア指数が予想通りの結果となりました。PPIと同じくエネルギー高が影響していたと考えられます。ただ依然として、サービスや住宅関連の価格は上昇傾向にあり、インフレの根強さを感じさせる結果となりました。
週末のミシガン大消費者信頼感指数は大幅に下振れの結果に。弱い予想でしたがさらに下回りました。ただ期待インフレ率が上昇。1年も5年もどちらも上振れの結果に対し、ドル買いに振れました。
現在の消費者信頼感はかなり下振れしていることからインフレの低下を示唆していると取れます。ただ期待インフレ率は上昇、エネルギー高が加味されていると思いますが、それでもやはり米国のインフレの底堅さを感じますね。
中東問題がどのように動くかわかりませんが、ドルの底堅さはまだまだ健在。インフレ指標をしっかり上振れしてきていますからね。ただエネルギー高をしっかり頭に入れておきたい所です。
上記で金利状況を書きましたが、やはり先週から書いているように、FRBは「higher for longer」を見ていると思います。インフレ率を見ても、2%をみているFRBですが、現状3%ぐらいで推移しそうな形です。10年金利が5%にまだ届きませんでしたが、例えば4.3%付近へまた戻るかと言われればそのようには見ていません。こちらも底堅く推移するのではないでしょうか。
指標ではないですが、アノマリー的に米株は10月中旬~11月末頃までは強いことが多いようです。先ほどの金利の話ではないですが、金利も一服感が見え、これ以上の金利の急騰は避けたいというのが見える中、株価動向も見ていくのも面白いかもしれませんね。
<中東問題>
先週末からの中東リスクを市場は追っている状況です。今現在は、為替市場に影響があるかと言われれば限定的で、そこまで大きくは影響がありません。確かに原油やゴールドなどは買われていますが、めちゃくちゃな相場ではないことから、影響自体はまだ小さいと言えると思います。
ただここから激戦が繰り広げられる可能性は大きい。それによる他国の動きがそのリスクを大きくするだろうと思います。そこにかなり市場は敏感に動くものと思います。
ロシア・ウクライナ情勢もまだ決着はついておらず、この中東情勢がどのような展開になるかで、また大きな問題になりかねないのは確かです。
ハマス・イスラエル間だけですと、武力も違うことは周知の事実。米国がそれを支持したことにより、イスラエルは完全な報復を目的としています。ただそこにハマス側へ他国が入り込むようなことがあると、この問題は大きくなるだろうと考えられます。
イスラエルは武力侵攻をするとの宣言をしています。その動きに今は注視ですね。
<来週指標関連など>
来週の指標は、米国では小売売上高や、ベージュブック、FRBパウエル議長をはじめ、メンバーの発言等には注目したい。
欧州圏では、英CPI消費者物価指数、ユーロ圏HICP消費者物価指数などがあります。ラガルド総裁は「インフレ率を2%に戻す、それが現実になりつつある」 「必要となれば更に追加措置を取る」と発言しており、インフレのピークアウトを示唆しています。来週の指標がどのように作用するのか見ていきたい所ですね。
日本もCPI全国消費者物価指数、貿易統計などがあります。20日には日銀植田総裁が会見を開くのでその辺は押さえておきたい。
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では!(‘ω’)ノ